イラスト・マンガを描くためのノートパソコンの選び方【2017年10月 秋更新版】

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パソコンでイラストやマンガを描く方は、アドビのフォトショップ、イラストレーター、あとはPainterや、CLIP STUDIO PAINT PROといったソフトを使う人もいますね。

今は、マンガを描く人だと、CLIP STUDIO PAINT EXを使っている人が多そうです。

わたしもフォトショップやイラストレーターでイラストを描いたりするので、ここでは、フォトショップやイラストレーターでイラストを描くことを想定して、ノートパソコンの選び方について解説してまいります。

イラストを描くなら、どれくらいの性能のノートパソコンを買えばいいのか?

ノートパソコンでイラストや絵を描くのでしたら、

  • CPU:Core i5以上
  • メモリ:8GB以上

くらいのスペックのあるノートパソコンをおすすめします。

これくらいのスペックがあれば、フォトショップやイラストレーターも、よほど重い処理をしないのでもない限り、快適に使えます。

自分がこのスペックのノートパソコンでもフォトショップやイラストレーターを使っているので間違いないです(笑)

ちなみに「よほど重い処理」とは、例えば

・フォトショップで言えば、極端に画像解像度が大きい画像にフィルタをかける

・イラストレーターで言えば、やたらパス数が多いオブジェクトにフィルタをかける

などです。

逆に、お金をケチってCPUがCeleronのノートPCを買うのはおすすめしません。

Celeronではフォトショップやイラストレーターを動かすのは動作が重くてストレスになりますよ。

また、メモリの容量も動作スピードにかなり影響しますので、メモリも8GB以上はあった方が絶対にいいですよ。

もちろん、予算に余裕があるのでしたら、16ギガくらい搭載させた方がもっと快適になります。

PhotoshopやIllustratorでイラストを描くなら、画面サイズは15インチ以上は欲しい

PhotoshopやIllustratorは、画面の左右に小さなウィンドウを表示させて作業することが多いです。

15.6インチのノートパソコンでフォトショップを起動させた画面
↑15.6インチのノートパソコンでフォトショップを起動させた画面

そう考えると画面サイズは大きい方がいいですね。15インチ以上のサイズがあった方が作業しやすいでしょう。

ちなみに、今は17インチ以上のノートPCも販売されています。

ただし、画面サイズが大きい方が作業はしやすいですが、大きいほど重くて持ち運びには不便になる、というデメリットもあります。

実際に15.6インチのノートパソコンをよく持ち運びしているわたしからすると・・・

  • 基本的に家で使うので、持ち運ぶことはほとんどない
    17インチ以上のノートパソコンがおすすめ
  • 外に持ち運ぶこともわりとありそう
    15.6インチまでのノートパソコンがおすすめ

といったころです。

17インチは、画面が大きいので作業はしやすいですが、デカくて重いので、持ち運ぶのは大変です(運ぶときは車で運ぶならOKですが)。

外へ持ち出すのに限界のサイズは、15.6インチが限度だと個人的には思いますね。

ただ、長時間カバンに入れて持ち運ぶとなると、15.6インチもちょっと重いですけどね。17インチほどじゃないですが。

15.6インチのノートパソコンを運ぶなら、リュック型のPCバッグを使えば、それほど重く感じないのでおすすめです。

ビジネスバッグのような、片手で持つPCバッグは、片腕にパソコンの重みがズッシリときますのでおすすめしません(笑)

イラスト処理に向いているパソコンはグラフィックボード搭載のパソコン

あともう1点、イラストやマンガを描くためのパソコンを買うときに、あともう1点おさえていただきたいポイントがあります。

それは何なのか?

というと、グラフィックボードを積んだパソコンを選びましょうということです。

なぜかというと、グラフィックボードにはGPUというグラフィック(画像や動画)を専門に処理するための回路があるからです。
(GPU=Graphics Processing Unit)

GPUは、製品によっては1000個以上というものすごい数のコア(核)を持っていて、それらが分担して画像処理をできるので、処理スピードがすごく早くなるんです。

gpu
↑GPUはすごい数のコアで画像処理を分担。処理スピードを高速化させる

GPUは、

  • パソコンの脳にあたるCPUに内蔵されている場合
  • グラフィックボードというパーツにGPUが内蔵されている場合

があります。

このうち圧倒的におすすめなのは、グラフィックボードに搭載されているGPUです。
グラフィックボード
なぜかというと、CPUとは別にGPUがあるので、画像を処理するときにCPUにかかる負荷を、グラフィックボードのGPUの方でも引き受けることができるからです。

それゆえ、処理速度が高速になります。

ですので、イラストやマンガを描くためにノートパソコンを買うなら、GPU搭載のグラフィックボードを積んだノートパソコンがおすすめです。

▶ イラスト・マンガを描くのにおすすめのノートパソコンはコレ!!【2017年10月 秋 更新版】

ではここで、イラスト・マンガを描くのにおすすめのノートパソコンをご紹介します。

今、おすすめなのは、マウスコンピューター「m-Book Kシリーズ イラスト制作向けノートパソコン限定モデル」iconです。
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マウスコンピューター「m-Book Kシリーズ イラスト制作向けノートパソコン限定モデル」icon

価格 106,800円 (税別)~(2017年10月8日現在の価格)
液晶 15.6型 フルHDノングレア液晶(1920×1080)
CPU インテル Core i7-7700HQ プロセッサー
グラフィックボード NVIDIA GeForce 950M(2GB)
メモリ 16GB
ストレージ 「256GB SSD(M.2規格)」+「1TB ハードディスク」

※これよりも、さらにメモリ・SSD・HDDが増量されたモデルもあります。

画質もフルHDですし、CPUもCore i7で、イラストの処理や動画処理にも十分な性能です。
そして、グラフィックボードには、NVIDIA社のGeForce GTX 950Mという画像や動画を処理するのに適したグラフィックボードを積んでいるので、快適に使えます。

メイン・ストレージもSSDですから、Windowsやアプリケーションの起動も高速です。

グラフィックス系のソフトは、起動が重いものが多いですが、それでもSSDだとあまり気にならないです。

SSDに加えて、1TB ハードディスクも搭載したデュアルストレージ・モデルなので、大容量のデータを保存することもできます。

ちなみに、ストレージがHDD(ハードディスクドライブ)しか積んでないノートパソコンも、いまだに販売されていますが、現在は主流がSSDに移行してきています。

今から買うのでしたら、メインストレージがHDDのパソコンはおすすめしません。SSD搭載のパソコンを買いましょう!

HDDのパソコンを使っていて、SSD搭載のパソコンに乗り換えると、体感で分かるくらい動作が早くなりますから(笑)
 

※ちなみに、このイラスト制作向け限定モデルは、イラストを描くのに向いたスペックに最初からカスタマイズしたモデルのページを、お願いして特別にご用意いただいたものです。

ですので、マウスコンピューターさんのトップページからはアクセスできないページですので、ご注意ください。
 

このパソコン、「値段が高い」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この性能でこの価格は、むしろ安いくらいです。

たしかに、これよりも値段が安いパソコンはたくさんありますが、価格が安いと、性能も低いのが普通です。

中途半端なものを買うのでしたら、これくらいの性能のノートパソコンを買った方が、満足感も高く、長く使えると思いますよ。

マウスコンピューター「m-Book Kシリーズ イラスト制作向けノートパソコン限定モデル」を公式サイトで見てみるicon
 

17インチのノートパソコンがいいなら

上でご紹介しているノートパソコンは、15.6インチですが、「17インチのノートが欲しい」という方もいらっしゃると思います。

そこで、17インチのイラスト・漫画を描くのにおすすめの17インチ・ノートパソコンもご紹介します。

17インチモデルなら、↓こちらがいいでしょう。

ドスパラ「レイトレック VF-AGK」

こちらのドスパラ「レイトレック VF-AGK」は、17インチのマンガ・イラスト制作用PCです。

専用グラフィックボードを搭載していないので、3D作成や動画編集もしたい場合には向きませんが、メモリも16GBと大容量なので、二次元イラストを描く分には十分なスペックです。

「250GB SSD」+「1TB ハードディスク」のデュアルストレージなのも魅力です。

価格 107,980円 (税別)~(2017年10月8日現在の価格)
液晶 17.3型 フルHD画質(解像度1,920×1,080)、ノングレア(非光沢液晶)
CPU インテル Core i5-7200U プロセッサー
グラフィックス インテル HDグラフィックス620(CPU内蔵)
メモリ 16GB
ストレージ 「250GB SSD」+「1TB ハードディスク」

ドスパラ「レイトレック VF-AGK」を公式サイトで見てみる

 

パソコンでイラストを描くならMacの方がいいの?

ちなみにイラストを描くとなるとMacという選択肢もありますが、それなりの性能のMacを買おうとすると、やけに値段が高くなってしまうのがネックですね^^;

慣れてしまえば、別にウィンドウズでも何ら問題は感じませんので、どうしてもMacじゃなければ嫌とかでなければ、Windowsパソコンで何ら問題ないです。

プロのイラストレーターはMacを使っている人も多いですが、Windowsを使っているプロもいます(参考:漫画家・イラストレーター採用パソコン)。

 

液晶画面に直接ペンで絵を描きたいなら

え?

「どうせだったら、画面に直接ペンで絵を描きたい」

ですって?

そんな人におすすめなのは、「液晶タブレット(液タブ)」ですね。

液晶タブレットをパソコンにつないで、液晶画面にそのまま付属のペンで絵を描くことができます。
(※ノートパソコンの画面に描くわけではなく、液晶タブレットの画面に描きます)

液晶タブレットには、当然解像度があります。フルHD以上の画質のものを選ぶのがおすすめです。

値段は高めですが、ワコムの液晶タブレットがやはり定番でおすすめです。

ワコム 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD
ワコム 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD DTK-1301/K0
また、中国のメーカーのHUION(フイオン)から、ワコムよりも安い液晶タブレットが出ています。

HUION 液タブ 液晶タブレット プロフェッショナル GT-190 19インチ 手袋 グローブ付
HUION 液タブ 液晶タブレット プロフェッショナル GT-190 19インチ 手袋 グローブ付
お金に余裕があるならワコム製を。安く液晶タブレットを使ってみたいならHUION製を選ぶのがいいでしょう。

ただ、「ノートパソコンを買って、さらに液晶タブレットも買う」となると結構お金がかかりますから、最初は通常のペンタブレットで始めるのでもいいと思います。

ワコムの「Intuos Comic」なら、CLIP STUDIO PAINT PROの「2年ライセンス」が付いているので、これとノートパソコンがあれば、すぐにパソコンでデジ絵を描くことができます。

ワコム ペンタブレット Intuos Comic S ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル ブラック CTH-490/K1
ワコム ペンタブレット Intuos Comic S ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル ブラック  CTH-490/K1
↑SサイズとMサイズがあるので、デスクの作業スペースに合わせて選びましょう。スペース的に問題がないなら、Mサイズの方がおすすめです。

パソコンの液晶に直接描けるモデルはないの?

「VAIO Z Canvas」というタブレットPCは、液晶タブレットさえ使わずパソコンのタッチパネルを利用して、直接描けるモデルでしたが、生産完了になってしまいました。

SONY ビジネス VAIO Z Canvas
SONY ビジネス VAIO Z Canvas 12.3型タッチモニタ Win10 Corei7 16GB WQXGA+ 512GB SSD シルバー [並行輸入品]

↓下の動画のように、絵を描くときに、描きやすいようにタブレットの角度を自由に変えられるようになっています(下の動画参照)。

ただ、「VAIO Z Canvas」は生産完了になってしまったので、在庫品はやたら価格が高騰しているようです。

元々、価格も30万円くらいする高額商品ではあったのですが、在庫品にはそれ以上の高騰価格が付けられているのも見られたのでご注意を。

ちなみに、Photoshopって画面にタッチした強弱を活かした絵が描けるのか?

Windows8が発売されてから、タッチパネル搭載のノートパソコンも販売されるようになりました。

そこで気になるのが、

「Photoshopで、タッチパネルにタッチした強弱をいかして絵を描くことができるのか?」

ということです。

アドビのホームページを見ると、Photoshop CS6/CC(クリエイティブクラウド)では、タッチパネルにタッチしても、マウスと同様の動きになってしまうそうです。

つまり、タッチパネルに触った圧力で描くような描き方はできないそうです。

(もしかしたら、今後数年の間に対応してくる可能性もあるかもしれませんが。)

現時点では、ワコムのペンタブレットか、液晶タブレットを使うのがオススメです。

というわけで、イラストを描くためのノートパソコンの選び方でした。

趣味で絵を書いている人はもとより、イラストレーターを目指している方や、美大の大学生の方、デザイン系の専門学校を目指している方などに、参考にしていただければと思います。

ノートパソコンでも素晴らしいイラストを描くことはできますので、ぜひ素晴らしい作品を生み出してください。

ちなみに:パソコンでイラストを描く時に役立つおまけ知識

ちなみに、これからフォトショップやイラストレーターを覚えようという方は、タブレットを使うときに、キーボード操作でのショートカット・キーを覚えると便利に使えるようになりますよ。

ショートカットキーというのは、例えばよくあるのは[Ctrl]+[C]でコピーとか、[Ctrl]+[A]とか、そういうやつですね。

それぞれのアプリケーションに、独自のショートカットキーがあるので、それらを体に染みこむまで覚えてしまうと、作業スピードがかなりアップします。

というのは、片手にペンタブを持っていると、ノートパソコンのキーボードを両手で操作できませんから、両手でキーボードを打つ状態と比べると、ちょっと勝手が違うわけです。

そんなときに、フォトショップやイラストレーターのよく使うショートカット・キーを覚えておくと、作業効率が上がりますよ。

もちろんフォトショップ以外にも、CLIP STUDIO PAINTなどのソフトにもそれぞれショートカット・キーがありますので、活用すれば作業効率が上がります。

ポイントとしては、Windowsキーボードの場合、左手の小指をコントロールキー(Ctrl)を押す役割を持たせてショートカットキーを使うと、やりやすいことが多いです(右手でペンタブを持つ人の場合)。

コントロールキーに置いた小指を軸にして、ショートカットキーを操作するイメージです。
 

ただ、ショートカットによっては、片手では操作が厳しい場合もあります。

例えば、印刷する操作の[Ctrl]+[P]などは、左手だけではかなりのストレッチが必要になるので無理があります。

そういった場合は、両手を使うか、ペンタブをマウス代わりにしてメニューバーの印刷のところを押す、などの操作をする必要がでてきます。

というわけで、ノートパソコンを購入してイラストを描く際は、ぜひショートカットキーも活用してみてください。

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