Surface Pro 6のレビュー!ペンは描きやすい?注意点も正直にレビューします

Surface Pro 6(サーフェスプロ6)

マイクロソフト「Surface Pro」のニューモデル「Surface Pro 6(サーフェスプロ6)」2018年10月16日に発売されました。

マイクロソフトの新商品発表会で情報も聞いてきましたし、実機も届きましたのでレビューいたします。

Surface Pro 6 後ろからの外観

    ■Surface Pro 6のおすすめポイント

  • 3つのモードで使える
  • 3つのモードで使える

  • タッチ対応で、Surfaceペンでイラストも描ける
  • イラストを描いているところ

  • 重さ…タブレットのみ:770g~、キーボードと合わせると合計:1080g~
  • 長時間バッテリー(最大 13.5時間の動画再生)
  • 性能は高め(一番下のスペックでもメモリ8GB、Core i5、SSD 128GB)
  • CPU MARK

    ■注意点

  • キーボード(タイプカバー)は別売り
  • タイプカバー

  • インターフェイスは少なめ
  • インターフェイス

  • LTE対応モデルは今のところなし

    ■その他

  • Office Home & Business 2016付き(オフィスなしモデルはありません)
  • 価格は129,384円(税込み)~

マイクロソフト「Surface Pro 6」を公式サイトで見てみるicon
 

■Surface Pro 6のスペック

液晶 12.3インチ PixelSenseディスプレイ、解像度2736 x 1824、10点マルチタッチ
CPU インテル第8世代 Core i5 / Core i7 プロセッサー
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB
サイズ 292 x 201 x 8.5mm
重さ タイプカバーなし:770g~784g
タイプカバーあり:1080g~1094g
バッテリー駆動時間 最大約13.5時間の動作再生が可能

今回のレビュー機は、

  • Core i5-8250U
  • メモリ8GB
  • SSD 256GB

のスペックです。

▶Surface Pro 6になって、5代目から変わったところは?

マイクロソフト「Surface Pro(サーフェスプロ)6」は、

  • 本体サイズ
  • ディスプレイ解像度
  • 最大動画再生時間 13.5時間

などは、5代目Surface Proと同じです(※本体サイズは、コンマミリ単位で違うようですが、ほぼ同じです)。

しかし、同じように見えても中身は「すべてを再設計した」とのことです。

    主な変更点など

  • CPUが「第8世代」インテルCoreプロセッサーになり、処理性能が大幅に向上!
  • 新色のブラックが登場
  • OSがWindows 10 Homeに(5代目はWindows 10 Pro)
  • LTE対応モデルは今のところなし

CPUが「第8世代」インテルCoreプロセッサーになり、処理性能が大幅に向上!

Surface Pro 6は、CPUが最新の第8世代インテルCoreプロセッサーになりました。

処理速度が大幅にアップしています。

ちなみに、同時発売のSurface Laptop 2も、第7世代から第8世代インテルCoreプロセッサーになりましたが、

初代Surface Laptopと比べて85%も高速化しているそうです。

▲ ※参考:同時発売の「Surface Laptop 2」は85%も高速化

新色のブラックが登場

5代目Surface Proは、ボディカラーがプラチナのみで、キーボードの色でカラーバリエーションを出していました。

Surface Pro 6では、ボディーカラーにブラックが新登場しました。

▲Surface Pro 6 ブラック

このブラックモデル、ブラックのキーボードと組み合わせると、かなりカッコイイです。

▲シンプルなブラックでクールな背面

▲マイクロソフトロゴ部分に、シルバーではなく「黒系の金属素材」が使われているのもクールです

ちなみに、ブラックのタイプカバーは、残念ながらアルカンターラ素材のタイプカバー(シグネチャータイプカバー)ではありません。

今後、ブラックでアルカンターラ素材を使ったタイプカバーが発売されるのかは不明です。

OSがWindows 10 Homeに

5代目Surface Proは、OSがWindows 10 Proでしたが、Surface Pro 6はOSが「Windows 10 Home」です。

Windows 10 Proも選択できるようにしてくれたらいいんですけどね。

▶Surface Pro 6の3つのモード

    ■Surface Pro 6の3つのモード

  • ラップトップモード
  • スタジオモード
  • タブレットモード
ラップトップモード

ラップトップモード

ラップトップモードは、キーボードを接続した一般的なノートパソコン形態のモードです。

スタジオモード

スタンドモード

スタジオモードは、キーボードを取り外して、スタンドで自立させたモード。

タブレットのみでも自立させることができるのが嬉しいところ。

ペンでイラストを描くときは、このモードが使いやすいです。

Surfaceペンでイラストを描いているところ

タブレットモード

その名の通り、キーボードなしの普通のタブレットのモードです。

▶タッチ対応でSurfaceペンに対応

Surfaceペン

Surface Pro 6は、タッチ対応ディスプレイで、Surfaceペンにも対応しています。

ペンでの描き心地:ズレも気にならず描きやすい

クリップスタジオをインストールして、ペンでの描き心地をチェックしてみました。

ディスプレイがツルツルしてそうなので、グリップが効かなそうに思ったのですが、

Surfaceペンのペン先のおかげか、思ったよりグリップが効きました。

ズレも気にならず描きやすかったです。

ワコムの液タブにはかなわないにしても、絵も描けるタブレットPCとしては十分オススメできます!

プロイラストレーターさんの評価は?

↓プロのイラストレーターさんにも実際に使ってみてもらいました。

■イラストレーさんの感想

▶サイズ、重さ

サイズ:A4用紙と同じくらい

↓A4サイズ用紙の上に、Surface Pro 6をキーボードを付けたままで置いてみました。

▲緑色の紙がA4用紙です

A4サイズと同じくらいのサイズです。ビジネスバッグなどでも持ち運びしやすいサイズです。

重さ:本体のみ788グラム、タイプカバーも含めると1,094グラム

本体などの重さを計ったところ、以下のようになりました。

本体のみ 788g
本体+タイプカバー 1,094g
ACアダプター+電源ケーブル 216g

Core i5モデルの本体の重さは、メーカーサイトには約770kgとありましたが、それよりも少し重いですね。

バッテリー駆動時間が長めなので、ちょっとした用事であれば、ACアダプターは必要なさそうです。

▶CPU、SSDの性能チェック

CPUの性能は高い

レビュー機のCPUは「インテル Core i5-8250U プロセッサー」です。

パスマークのCPUパフォーマンステストでは、9075という高い数値が出ました(個人的には、7000を超えれば高い方だと思います)。

CPUパフォーマンスのテスト結果

ビジネス用途などでは、十分すぎるほどの性能です。色々な用途につかえるスペックですね。

SSDのデータ転送速度も速い

レビュー機のSSD容量は256GBです。

高速なNVMe対応PCIe接続のSSDなので、データ転送速度も速いです。

SSDのデータ転送速度

SSD情報

SK hynix(SKハイニックス)製のSSDでした。

SSD情報

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

グラフィックス性能は高くない

CPUも高性能ですし、SSDも早いのですが、NVIDIA GeForceなどの専用グラフィックスは搭載していませんので、グラフィックスの性能は高くありません。

3Dゲームや動画編集などには向いていません。

▶キーボード

打ちはじめが少し硬く感じる。好みは分かれるキーボード。

キーボード(タイプパッド)

▲ブラックのタイプパッド(クリックで拡大)

キーの配置具合は、とてもいい感じだと思います。好みでFnキーをオン・オフしておけるのもよいです。

タイピング感は、打ちはじめが少し硬めのキーボードです。

もう少しスムーズにキーが入ってくれるといいなあと感じますが、打ちづらいとまでは感じません。

ちなみに、他の人に使ってみてもらったところ、「普通にタイピングしやすい」と言っていました。
 

キーボードは傾斜がつくのでタイピングしやすいです。そのかわり(?)下が空洞になるので、強めにタイピングするとたわみます。

ただ、たわむからといってタイピングしづらいとは感じませんでした。

コトコトいう感じのタイピング音で、優しくタイピングすると音はわりと静かです(無音ではないですが)。
 

パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。

パームレストに手をのせたところ

わたしは、少し手が大きめなのですが、狭苦しさはありません。

タイプカバーが薄いので、机との段差が小さいです。そのため手首は疲れにくいです。

キーボードを斜め上からアップ

フルサイズキーボードとサイズを比較

フルサイズのキーボードと比較してみました。

フルサイズのキーボードとの比較

キーピッチ(キーの間隔)やキーの大きさは、フルサイズ・キーボードに近いですね。

バックライト・キーボードを搭載

キーボードのバックライト

キーボードのバックライトは、F7キーでオン・オフができます。暗いところでの作業に役立ちます。

キーボードは取り外すと操作には使えません

ちなみにキーボードはBluetooth接続ではないので、残念ながら無線キーボードのように使うことはできません。

取り外すと操作には使えません。

タッチパッド

タッチパッドの幅は10cmほど。

タッチパッド

「クリックしたときのカチカチ音が少し大きいな」と感じました。

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▶スピーカー

Dolby Audio Premium搭載。タブレットのスピーカーとしては十分よいサウンド

「マイクロソフト Surface Pro 6」は、ディスプレイ左右の上の方にスピーカーを搭載しています。

スピーカーのアップ

Dolby(ドルビー)Audio Premium搭載のステレオ・スピーカーです。

ドルビーの技術が使われているというだけあって、音のバランスはいいです。

左右にスピーカーが搭載されているので、自然な音の広がりがあります。

ただ、もうちょっと音の深みや音抜けは欲しいと感じました(こもっているという意味ではなく)。

タブレットのスピーカーとしては十分よいサウンドだと思いますよ。

▶液晶画面

発色がよく視野角も広い

視野角をチェックしてみます。結論から言うと、発色がよく視野角も広いです。

視野角 正面

↓横から角度をつけて見たところ。かなり角度をつけています。

視野角 かなり横から

↓上から角度をつけて見たところ。

視野角 かなり上から

角度をつけると、やはり少し暗くはなりますが、それでも視野角は十分に広いと思います。

グレア(光沢)液晶のテカり対策

「マイクロソフト Surface Pro 6」の液晶は、鮮やかで綺麗な液晶ではありますが、グレア液晶(光沢液晶)なので、映り込みはしやすいです。

画面の映り込みやテカリが気になる方は、低反射の液晶保護フィルムを貼るとよいでしょう。

▶静音性のチェック

負荷がかかっても全く音はならず静かなまま

CPUなどに負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

それほど負荷がかかっていないときは無音なのですが・・・

ベンチマークソフトで立て続けに負荷をかけても、無音のままでした(ただし、本体は熱くなります)。

図書館など静かな場所でも、心配なく使えるでしょう。

※今回のレビュー機はCore i5モデルなので、Core i7搭載モデルだと、また違う可能性があります。

▶外観

マイクロソフト「Surface Pro 6」のボディカラーは「プラチナ」と「ブラック」の2色展開です。

今回のレビュー機は「ブラック」です。

タイプカバー(キーボード)は、「Surface Pro Signature タイプカバー」が3色、シンプルな「Surface Pro タイプカバー」がブラック1色のみ販売されています。

Signature(シグネチャー)タイプカバーは、アルカンターラ素材が使われている高級感があります。

▲ Signature タイプカバー(プラチナ)。アルカンターラ素材が使われて、高級感がある。

※残念ながら、ブラックだけマイクロファイバーのタイプカバーで、Signatureタイプではありません。
 

今回のレビュー機は、「ブラックの本体」+「ブラックのSurface Pro タイプカバー」です。

▲Arcマウスのブラックと一緒に。よく合うデザインです。

ちなみに、「プラチナの本体」と「プラチナのシグネチャータイプカバー」の組み合わせが↓こちら。

▲本体カラー「プラチナ」と、プラチナのタイプカバーの組み合わせ

 
タイプカバーをつけたまま折りたたむと、↓こんな感じになります。

タイプカバーをつけたままSurface Pro 6をたたんだところ

↑この状態は、ディスプレイとキーボードが触れている状態なのですが、ゴリラガラスのディスプレイなので、傷はつきづらいです。
 

最大で ↓これくらいまで液晶を立てることができますが、ここまで直立ぎみにするとスタンドが不安定です。

Surface Pro 6のスタンドを立てたところ

↓これくらいだったらスタンドも安定しています。

スタンドが安定している状態

スタンドは、可動範囲内で好きな角度に調整ができます。

Surface Pro 6

ここまで寝かせることができます。

インターフェイスは少ない

インターフェイスは以下の通りで少ないです。

  • USB 3.0 × 1
  • 3.5 mm ヘッドセット ジャック
  • MicroSDXC カードリーダー
  • Mini DisplayPort
  • Surface Connect 端子

USB端子が1つだけなのが残念なところです。

■右側面

インターフェイスは左から、

  • Mini DisplayPort
  • USB 3.0
  • Surface Connect 端子
  • MicroSDXC カードリーダー

右側面とインターフェイス
 

■左側面

左側面のインターフェイスは「3.5 mm ヘッドセット ジャック」のみです。

左側面とインターフェイス

▶Surface Pro 6のラインナップと価格

Surface Pro 6とタイプカバーを取り外したところ

Surface Pro 6は、本体カラーによって選べるスペックが変わります。プラチナのみスペックの選択肢が広いです。

■Surface Pro 6のラインナップと価格

モデル カラー 価格(税込)
Core i5 / 8GB / 128GB プラチナのみ 129,384円
Core i5 / 8GB / 256GB 2色 150,984円
Core i7 / 8GB / 256GB 2色 195,264円
Core i7 / 16GB / 512GB 2色 242,784円
Core i7 / 16GB / 1TB プラチナのみ 290,304円

※モデルの列は「CPU、メモリ、SSD」のスペックです。

一番安い128GB SSDと、一番高額な1TB SSDの仕様は、プラチナでしか選択できません。

5代目のSurface Proには、価格の安い「Core m3 + メモリ4GB」のモデルがラインナップされていましたが、

Surface Pro 6では、今のところCore m3搭載モデルはありません。

LTE対応モデルは、今のところなし

10月10日の新商品説明会で聞いた時点では、LTE対応モデルの発売は「いまのところ予定はない」とのことでした。

第5世代のSurface Proでは、あとからLTE対応モデルが発売されました。今回も、あとから発売されるかもしれません。

Office Home & Business 2016のライセンス付きです

以下が、Surface Pro 6本体と付属品なのですが、Office Home & Business 2016のライセンス付きです。

つまり、オフィス付きで上記の価格ということになります。

残念ながら、オフィスなしモデルはありません。

オフィスも同時購入予定だった人には嬉しいですね。

逆に、オフィスが不要な方からすると「オフィスはいらないから、その分安くして欲しい」というのが正直なところだと思います(笑)

上記価格は、キーボード(タイプカバー)は含まない価格です

Surfaceのタイプカバーの色のバリエーション

▲タイプカバーは別売り

上記価格は、キーボード(タイプカバー)は含まれていない価格です。

キーボードも追加購入する場合、さらに17,712円~20,952円高くなります。

そう考えると、高すぎるまでは言わないものの、価格的にはやや高めな気はします。

オフィス付きの価格なので、一緒にオフィスを購入予定だった方なら、悪くない価格だと思います。

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▶「マイクロソフト Surface Pro 6」のレビューまとめ

「マイクロソフト Surface Pro 6」のレビューのまとめです。

    ■注意点

  • キーボード(タイプカバー)は別売り
  • タイプカバー

  • インターフェイスは少なめ
  • インターフェイス

  • LTE対応モデルは今のところなし

    ■Surface Pro 6のおすすめポイント

  • 3つのモードで使える
  • 3つのモードで使える

  • タッチ対応で、Surfaceペンでイラストも描ける
  • イラストを描いているところ

  • 重さ…タブレットのみ:770g~、キーボードと合わせると合計:1080g~
  • 長時間バッテリー(最大 13.5時間の動画再生)
  • 性能は高め(一番下のスペックでもメモリ8GB、Core i5、SSD 128GB)
  • CPU MARK

5代目Surface Proより性能は大きくアップしているので、購入タイミングとしてはちょうどよいと思います。

価格は安くはないですが、Surface Pro 6の使い勝手などトータルで見て、似たようなノートパソコンが今のところないので、「欲しかったら買い」といったところだと思います。

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