ASUS ZenBook 13(UX333FA)の実機レビュー!ポイントと注意点がすぐにわかるレビュー!

ASUS ZenBook 13 UX333FAのメイン画像

「ASUS ZenBook 13 UX333FA」の実機レビューをお届けします。

最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」「注意点など」をあげていきます。

ここだけ読むだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。

おすすめポイント・特徴

おすすめポイント1 タッチパッドがテンキーになる「NumberPad」を搭載

テンキーにもなるタッチパッド:「NumberPad(ナンバーパッド)」を搭載しています。

通常は、普通のタッチパッドなのですが・・・

タッチパッド

タッチパッド右上のマークを長押しすると、NumberPadが表示され、タッチパッドを使って数字入力ができます(バックスペースやエンターも使えます)。

NumberPadを表示したままタッチパッド操作もできるので、タッチパッドでカーソルを動かして、すぐに数字入力も可能。

Excelのセルに数字入力するときなどに便利ですよ。

おすすめポイント2 超薄型ベゼルで本体がコンパクト

ベゼル(画面のフチ)がかなり細いので、本体全体がコンパクトです。

超薄型ベゼル

 A4用紙とZenBook 13 UX333FAの大きさの比較

▲ A4用紙とのサイズ比較

■A4サイズとの比較

A4サイズ 297 x 210mm
ASUS ZenBook 13 302 x 189mm(x 厚さ16.9mm(突起部除く))

奥行きがA4サイズよりもだいぶ小さく、13.3型ノートパソコンとしてはかなりコンパクトなサイズです。

ビジネスバッグに入れているところ

▲ 一般的なサイズのビジネスバッグにも入れやすい

脇にかかえて持っているところ

おすすめポイント3 長時間の作業ができるロングバッテリー

ロングバッテリー

タイピングとネット閲覧での使用を想定して、バッテリー駆動時間を計測しました。

■バッテリー駆動時間の実測

ネット閲覧とテキスト打ちに使った場合 14時間24分
計測条件を見るにはここをタップ(クリック)

■バッテリー駆動時間の測定条件

  • 画面の明るさ:40%
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り40%以下でオン
  • ウェブ閲覧:ウェブブラウザでタブを5つ開き、各タブでウェブサイトを表示。それら各タブを1分ごとに自動で再読み込み。
  • タイピング:BBenchというソフトを使い、10秒ごとに自動でタイピング入力。
  • 以上の状態で、バッテリー残量100%から計測。

バッテリー駆動時間が長いので、外出先で長時間使いたい方にもオススメです。
 

ちなみに、バッテリー容量が大きくなるとバッテリー駆動時間は長くなりますが、反面、重量が増してしまうデメリットもあります。

ASUS ZenBook 13(UX333FA)は、本体が多少重くなってでも長いバッテリー駆動時間を確保したのだと思います。

※「本体が多少重くなってでも」と言っても、1.16kgほどなので、13.3型ノートとしてはやや軽量です。

おすすめポイント4 スピンメタル仕上げがカッコイイ

天板は、スピンメタル仕上げがされており、円状の模様(凸凹)が入っています。

天板のヘアライン

研磨によってできた凹凸による模様がいい味を出しており、クールです。

ASUSのロゴ部分は、鏡仕上げになっており、よいアクセントになっています。

天板ロゴのアップ

デメリット・注意点など

注意点 電源ボタンの位置は好みがわかれそう

キーボードの一番右上のキーが電源ボタンになっているので、慣れないうちは文字入力中に間違って押してしまいました。

電源ボタンを間違えて押してしまいそうの画像

※間違って押してしまっても、スリープになるだけで、電源が切れてしまうわけではありません。

この位置に[Delete]キーが配置されているノートパソコンが多いので、複数のノートパソコンを使い分けている方だと気になるかも?

注意点 型番によるスペックの違いに注意

型番によって、以下のような違いがあります。スペック表を見ないとわかりにくいので、記載しておきます。

Core i3モデルのみオフィス付き

「Core i3モデル」と「Core i5モデル」が同じ価格です。「なぜ?」と思いそうなところですが、

Core i3モデル(型番:UX333FA-8145RBS / ISG)のみオフィス(Microsoft Office Home and Business 2016)付きです。

そのため、Core i3モデルとCore i5モデルが同じ価格になっているのだと思われます。

マイクロソフトOfficeが不要な方は、Core i5モデルを選んだ方がスペック的にお得です。
 

Core i3モデルとCore i5モデルでSSD容量が異なる

以下のように、型番によってSSD容量が異なります。購入時はご留意ください。

Core i5モデル
型番:UX333FA-8265RBG / ISG
512GB SSD
Core i3搭載モデル
型番:UX333FA-8145RBS / ISG
256GB SSD

 

液晶ディスプレイの違い

型番によって液晶にも違いがあります。

Core i5モデル
型番:UX333FA-8265RBG / ISG
グレア(光沢)液晶
Core i3モデル
型番:UX333FA-8145RBS / ISG
ノングレア(非光沢)液晶

どちらも、13.3型ワイドTFTカラー液晶であるのは同じです。

ASUS ZenBook 13 UX333FA【Core i3モデル】を公式サイトで見てみるicon

ASUS ZenBook 13 UX333FA【Core i5モデル】を公式サイトで見てみる
※Core i5モデルは販売終了になりました。


■ASUS ZenBook 13(UX333FA)のスペック

OS Windows 10 Home
液晶 13.3インチ フルHD(1920×1080)、TFTカラー液晶
※Core i3モデル:ノングレア(非光沢)
Core i5モデル:グレア(光沢)
CPU インテル Core i3-8145U / Core i5-8265U
メモリ 8GB
ストレージ Core i3モデル:256GB SSD
Core i5モデル:512GB SSD
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
サイズ 約302×189×16.9mm(突起部除く)
重量 Core i3モデル:約1.16kg
Core i5モデル:約1.25kg
その他 Core i3モデルのみマイクロソフト Office付き

※わかりやすく表現するため「型番:UX333FA-8265RBG / ISG」を「Core i5モデル」、「型番:UX333FA-8145RBS / ISG」を「Core i3」と表記しています。

 
今回のレビュー機は、Core i3、メモリ8GB、256GB SSD、ノングレア液晶(型番:UX333FA-8145RBS)です。

 
上記以外の項目のレビューは、以下からご覧ください(クリックすると、その項目に飛びます)。

▶CPU、SSDの性能チェック

レビュー機のCPUは「インテルCore i3-8145U プロセッサー(2.1-2.3GHz)」です。

パスマークのCPUパフォーマンステストの数値は、5981

PassMarkのCPUベンチマークテスト結果

Core i3-8145Uプロセッサーの性能はしっかり出ています。ビジネス用途には十分な性能でしょう。

「ASUS ZenBook 13 UX333FA」は、型番によってCPUが以下の2つあります。

Core i5-8265U 8037(参考値)
Core i3-8145U 5981(上記実測)

※参考値は、PassMarkでの6月10日現在の平均値です。ZenBook 13 UX333FAの実機で計測した場合と数値が異なる可能性があります。

画像編集などクリエイティブな用途に使うのでしたら、Core i5モデルの方がオススメです。

SSDのデータ転送速度:速い

ストレージの転送速度

高速なNVMe対応PCIe接続のSSDなので、データ転送速度は速いです。

SSD情報

 SSDメーカー情報

Western Digital(ウエスタンデジタル)のSSDでした。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

▶キーボードの打ち心地など

▲タップ(クリック)で拡大

やや浅めのタイピング感。

最初は、「タイピングしやすさは、普通くらいかな?」と思っていましたが、慣れてくるとなかなかタイピングしやすいです。

個人的には、矢印キーが小さくなっていないので使いやすくてイイ感じです。

矢印キーが使いやすいの画像

傾斜がつくヒンジなので、キーボードの下側に空白ができますが、それによるワタミなどは感じません。

傾斜がついているのがわかる画像

▲ディスプレイを開くと、キーボードにゆるやかな傾斜がついてタイピングしやすくなる

キーボードを斜め上からアップ

強くタイピングしなければ、タイピング音は小さめです。

キートップはほぼフラットです。

キートップのアップ画像

ちなみに「ASUS Keyboard Hotkeys」というアプリがインストールされているので、これを使うとファンクションキー(F1~F12キー)の設定を変更可能。

ASUS Keyboard Hotkeys

例えば、[F7]キーは一般的には「全角カタカナ」に変換するキーですが、

ZenBook 13の場合[F7]キーに「キーボードバックライトのオン・オフ」の独自機能が割り当てられています。

どちらを割り当てるかを、このアプリで設定変更できます。

(割り当てられなかった方の機能は、[Fn]キーと一緒に押せば使えます。)

フルサイズキーボードとの比較

フルサイズのキーボードと比較してみました。

フルサイズのキーボードとの比較

キーピッチやキーの大きさなど、フルサイズ・キーボードと近い感触でタイピングできると思います。

パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。

パームレストに手をのせたところ

わたしは、少し手が大きめですが、パームレストに狭苦しさはありません。

キーボードにバックライトを搭載

キーボードのバックライト

キーボードのバックライトは、F7キーでオン・オフ切り替え。F7キーを押すごとに3段階で明るさを調整できます。

▶スピーカー

ノートPCとしては十分な音質

Harman/Kardon(ハーマン・カードン)と共同開発のオーディオ・テクノロジーを搭載しています。

ASUS ZenBook 13 UX333FAのスピーカー

底面にスピーカーを搭載。

スピーカーの音質は、もう少し音の深みは欲しいと感じましたが、こもっている感じはなく、普通に音楽を楽しめるくらいの音質はあります。

ノートパソコンのスピーカーとしては十分な音質だと思います。

なお、底面のスピーカーなので、きちんと跳ね返りのある硬い場所に置くのがよいです。

▶液晶ディスプレイ

IPS液晶のディスプレイと比べると鮮やかさは物足りない

ASUS ZenBook 13 UX333FA のディスプレイは、TFT液晶です。

IPS液晶のディスプレイと比べると、鮮やかさやディスプレイの明るさが、少し物足りないと感じました。

液晶ディスプレイ 正面

視野角チェック 横から見たところ

▲横から角度をつけて見たところ

視野角チェック 上から見たところ

▲上から角度をつけて見たところ

横や上から角度をつけて見ると少し暗くなります。

Core i5モデル=グレア、Core i3モデル=ノングレア

最初の方の注意点にも書きましたが「ASUS ZenBook 13 UX333FA」の液晶は、モデルによって以下のように違いがあります。

Core i5-8265U搭載モデル グレア(光沢)液晶
Core i3-8145U搭載モデル ノングレア(非光沢)液晶

今回のレビュー機は、Core i3モデルなのでノングレア液晶です。

ディスプレイの光の写り込み具合

▲ノングレア液晶の写り込み具合

ノングレア液晶なので、写り込みはしにくいです。

もし、グレア液晶のモデルを購入して、画面の写り込みやテカリが気になった場合は、「反射防止タイプの保護フィルム」を貼るとよいでしょう。

▶静音性のチェック

普段はほぼ無音。負荷がかかると排気音が大きいときも

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

アイドル時 ほぼ無音
※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない
ベンチマークテスト時 最大54db前後

排気音が大きくなったときのdb数

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

普段はほぼ無音ですし、54db程度なら周囲の音にかき消されやすい音量です。

よほど静かな場所で使うとかでなければ、騒音面はあまり心配しなくても大丈夫でしょう。

▶重さ:実測 約1,144グラム

本体などの重さを計ったところ、以下のようになりました。

重さ測っているところ

本体 約 1,144g
ACアダプター+電源ケーブル 約 135g

本体とACアダプター・電源ケーブルの重さを合わせると合計約 1,279グラムです。

冒頭のポイントでチェックした通り、負荷の軽い使い方であればバッテリー駆動時間が約14時間ありました。

ちょっとした用事であれば、ACアダプターは持ち運ばないでも大丈夫そうです。

▶外観

ASUS「ASUS ZenBook 13(UX333FA)」のボディカラーは「ロイヤルブルー」と「アイシクルシルバー」の2色展開です。

今回のレビュー機は「ロイヤルブルー」です。

ASUS ZenBook 13 UX333FAの外観。斜め上からのカッコいいアングル

折りたたんだ様子を斜め上から

本体底面

液晶を開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。

ディスプレイを開けるところまで開いたところを横から見たところ

ヒンジの画像

パームレストのアップ

 
92万画素の赤外線Webカメラも搭載。

 Webカメラ

▶インターフェイス

■左側面

左側面

左側面のアップ

① 電源ジャック
② HDMI
③ USB3.1 (Type-C/Gen2)
④ USB3.1 (Type-A/Gen2)

■右側面

右側面

右側面のアップ

① マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
② USB2.0
③ microSDカードスロット

▶付属品など

付属品の一式です。USBイーサネットアダプターと専用スリーブも付いてきました。

付属品の画像

その他、ACアダプター/製品マニュアル/製品保証書が付属します。

※Core i3モデル(型番:UX333FA-8145RBS / ISG)のみマイクロソフトOffice付きです。

▶ASUS「ZenBook 13 UX333FA」のレビューまとめ

ASUS ZenBook 13 UX333FAの外観 見映え

「ASUS ZenBook 13 UX333FA」のレビューのまとめです。

なんといってもタッチパッドがテンキーになる「NumberPad(ナンバーパッド)」を搭載しているのが、大きな特徴です。

モバイルノートだと、基本的にテンキーは付いていないので、

「キーボードのテンキーとは同じではないにしても、モバイルノートでテンキーが使えるのは嬉しい」

と直感的に感じる方には、オススメ。
 

気になったのは、「電源ボタンの位置」は好みが分かれそうなのと、「ディスプレイの鮮やかさ」くらいで、多くはありません。

バッテリー駆動時間が長くてコンパクトなモバイルノートをお探しの方にオススメです。

ASUS ZenBook 13 UX333FA【Core i3モデル】を公式サイトで見てみる

ASUS ZenBook 13 UX333FA【Core i5モデル】を公式サイトで見てみる
※Core i5モデルは販売終了になりました。

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