HP ENVY x360 13【2020年モデル】実機レビュー!30秒でわかる注意点とポイント掲載。幅広く使えてコスパも凄い!

HP ENVY x360 13のメイン画像

2020年6月29日発表になった新しい「HP ENVY x360 13(2020年モデル)」の実機レビューです。

最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」「注意点など」をあげていきます。

ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。

なお、まだまだ絶賛販売中のENVY x360 13の旧モデルのレビューは、以下のページでご覧いただけます。

【2019年モデル】HP ENVY x360 13の実機レビュー!30秒でわかるポイントと注意点も掲載。素晴らしいコスパ!

    ■おすすめポイント・特徴

  • コンパクトボディの13.3型
  • ▲少し前の13.3型ノートと比べてみました。
    どちらも13.3型ですが、ENVY x360 13 2020年モデルのコンパクトさがわかります。

  • 5つのモードで使える
  • タッチ対応ディスプレイで、アクティブペンにも対応
  • カメラシャッター搭載のWebカメラ
  • カメラシャッターで、Webカメラからプライバシーを保護します。

  • スタイリッシュな外観

    ■注意点など

  • アクティブペンは別売り
  • アクティブペン対応ですが、ペンは別売りです。

  • グレア(光沢)液晶なので、好みが分かれる
  • ▲グレア(光沢)液晶なので鮮やかですが、写り込みはしやすいです

  • メーカーページの写真は英語キーボードですが、出荷製品は日本語キーボードのモデルです。

    ■その他、ひとこと

  • プロセッサーはインテル製ではなく「AMD製」
  • ※AMD製だから悪いということではありません。

※レビュー写真についてのご注意

※1:今回のレビュー機は、日本HP様から特別にお借りしたデモ機のため、英語キーボードですが、日本のHPサイトで購入できるのは日本語配列キーボードの製品です。

※2:お借りしたとは言っても、レビューはデメリットも含めてきちんとレビューしています。

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▶ HP ENVY x360 13を公式サイトで見てみる


■HP ENVY x360 13-ay0000 シリーズ スペック表

OS Windows 10 Home
ディスプレイ 13.3インチ フルHD(1920×1080)、タッチ対応、IPS液晶
CPU AMD Ryzen 3 4300U / Ryzen 5 4500U / Ryzen 7 4700U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD:256GB / 512GB
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス
サイズ 約306×194×15.5(最薄部)-16.5(最厚部)mm ※突起部を除く
重量 約1.25kg

※2020年6月29日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。

■今回のレビュー機のスペック
「AMD Ryzen 5 4500U、メモリ8GB、256GB SSD」

―― 使いやすさのチェック ――

▶サイズ

ENVY x360 13(2020年モデル)は、13.3型ノートしては、なかりコンパクトなサイズです。

▼HP Spectre x360 13(2017年モデル)と並べてみました。

ディスプレイの上下がかなり細くなっているので、一般的な13.3型と比べるとだいぶコンパクトです。

▼セミB5ノート(大学ノート)とのサイズ比較です。

 A4用紙とENVY x360 13の大きさの比較

ENVY x360 13の薄さ

大学ノート 252×179mm
A4サイズ 297×210mm
ENVY x360 13 約306×194(×厚さ15.5(最薄部)– 16.5(最厚部)mm

幅がA4より約9ミリ大きく、奥行きはA4よりも小さいです。

標準的なサイズのビジネスバッグにも、ラクラク入ります。

ビジネスバッグに入れているところ

脇にかかえて持っているところ

▶「HP ENVY x360 13」の5つのモード

「HP ENVY x360 13」は、

  • ノートブックモード
  • タブレットモード
  • スタンドモード
  • テントモード
  • フラットモード

の5つのモードに切り替えて使えます。シーンに合わせて使うと、より便利にENVY x360 13を使えます。

ノートブックモード

ノートブックモードは、その名の通り、スタンダードなノートパソコンのモード。

ノートブックモード

タブレットモード

折りたたんでタブレット形状にできます。
※キーボードの取り外しはできません。

タブレットモード

誰かに画面を見せつつ使ったり、アクティブペンで絵を描くときなどに便利。

スタンドモード

スタンドモードは、テーブルに置いて動画を見たりするのに便利なモード。

スタンドモード

テントモード

テントモードは、奥行きの狭いスペース置きたいときなどに便利なモード。

テントモード

キッチンでレシピを見ながらの料理や、カフェで勉強するときなどにも便利です。

デスクトップPC用キーボードと組み合わせて使うのもいいと思います。

テントモードとキーボードの組み合わせ

▲「テントモード」と「好きなキーボード」を組み合わせて使うのもアリ

フラットモード

ディスプレイを180度開いたのがフラットモード。

フラットモード

タブレットモードに似ていますが、フラットモードならキーボード操作もできます。

対面の人に画面を見せたいときも、タブレットモードよりもこちらの方がスピーディーに画面を見せられます。

▶ペンでイラストも描ける

ペンでイラストを描いているところ

ENVY x360 13は、アクティブペンに対応しているので、ペンでイラストを描いたりもできます。

※アクティブペンは別売りです。

CLIP STUDIO PAINTでの描き心地チェック

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)での描き心地をチェックしてみました。

前モデルでは、ペンを速く動かすとヒゲのようなズレ線が入ってしまいやすいのが気になったのですが、2020年モデルでは、その点は大丈夫でした。

ただ、ペン先が硬めなためか、線がややブレてしまいやすく感じました。

とはいえ、液タブをセッティングする必要なく、ペンを持ってすぐにイラストを描けるのは魅力です。

アクティブペンは別売り

なお、アクティブペンは別売りです。

HPのアクティブペンは、4種類が販売されています。

Spectre アクティブペン 電池式、1024段階の筆圧検知
Spectre アクティブペン2 充電式、1024段階の筆圧検知、傾き検知に対応
HP USI アクティブペン 充電式、4096段階の筆圧検知
NEW!
HP MPP アクティブペン
充電式、4096段階の筆圧検知、傾き検知に対応
HP MPP アクティブペン

上の表のうち「HP MPP アクティブペン」は、HP ENVY x360 13 2020年モデルと同時期に登場したペンです。

HP MPP アクティブペン

▲HP MPP アクティブペン

HP MPP アクティブペンには、2つのボタンがあります。

HP Pen Controlで2つのボタンへの「機能割り当て」を変更できます。

HP MPP アクティブペンはUSB端子に接続して充電できます。充電しながら使うこともできます。

充電中は、ペン尻がオレンジに点灯。充電が100%になると、白い光に変わります。

HP MPP アクティブペンは、磁石を内蔵しているので、ENVY x360 13のディスプレイ横にくっつけておけます。

ちなみに、初代「Spectre アクティブペン」もHP ENVY x360 13で使えましたので、
HP MPP アクティブペン以外のペンが使えないわけではありません。

▶カメラシャッター搭載のWebカメラ

カメラシャッターを搭載しているので、Webカメラを物理的に隠すことができます。


▲カメラシャッターボタン。シャッターがオンのときは、ボタンのLEDが点灯します。

▼カメラシャッターを入れると、カメラにシャッターがかかります。

Webカメラ

▼さらに内部回路でも物理的にカメラが遮断されます。

▲カメラシャッターをオンにすると、デバイスマネージャーからもカメラが消えます。

二重の対策で、カメラからのプライバシーを保護でき安心です。

なおWebカメラは、約92万画素のHDカメラです。

▶キーボード

▲タップ(クリック)で拡大

※今回のレビュー機は英語キーボードのモデルですが、日本HPでの出荷製品は日本語キーボードのモデルです。

※いち早くレビューをお届けするために、英語キーボード・モデルでレビューをしています。

レビュー機が英語キーボード・モデルのため、キー配列以外の点をメインにレビューします。

薄型のノートパソコンですが、ストローク幅(キーが沈み込む距離)は浅すぎることなく、タイピングしにくくは感じません。

前モデルに引き続き、一番右側にhomeやendなどのキーがあるのが特徴的です。

ENVY x360 13のキーボードの右側

Enterキーなどが一番右端でないので、慣れるまでは使いにくく感じるかもしれません。

逆に、homeやendキーは便利なので、慣れてしまえば、これはこれでアリな気もします。

ちなみに、PCが起動しているときに電源ボタンを「長押し」すると、スリープになります。

長押ししなければ反応しないので、ミスタイプで間違って電源ボタンを押してしまっても大丈夫です。

キートップ(キーの表面)は、ゆるやかな球面になっていて、指先にフィットしてタイピングしやすいです。

キートップのアップ画像

▲キートップに光をあてて凹みのラインを出したところ

タイピング音は、カチカチというよりゴトゴト鳴る感じで、高音は目立ちにくいです。

音量としては、やや小さい~普通くらいです。

キーボードを斜め上からアップ

デスクトップPC用キーボードとの比較

▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ

キーピッチ(キーとキーの間隔)はタイピングしやすいと言われる約19ミリに近そうです。

キーピッチ

▼コンパクトボディが売りのモデルではありますが、パームレストに手のひらはほぼ乗り切りました。

パームレストに手をのせたところ

パームレストとデスクの段差は少し。

キーボードバックライトを搭載

キーボードのバックライトは、F4キーでオン・オフができます。

キーボードのバックライト

明るさは2段階で調整可能。

タッチパッド

タッチパッド

タッチパッドを押したときのカチカチ音は、普通くらいの大きさです。

▶スピーカー

オーディオメーカーBang & Olufsen(バング&オルフセン)と共同チューニングしたスピーカーを搭載。

前モデルでは、底面とキーボード面の上部にスピーカーが搭載されていましたが、2020年モデルは、スピーカーは底面のみに搭載されています。

HP ENVY x360 13のスピーカー

底面のみのスピーカーだと、音がこもって聴こえやすいのですが、HP ENVY x360 13のスピーカーの音は、こもりはあまり気になりませんでした。

底面の端が斜めにカットされているので、音が抜けてきやすくなっているのかなと思います。

本体底面

ノートパソコンのスピーカーとしては、悪くない音質だと思います。

▶ディスプレイ

タッチ対応・アクティブペン対応のIPS液晶ディスプレイです。

Gorilla Glass(ゴリラガラス)NBTが使われており、強度がありキズがつきにくいです。ペンに対応していることから、キズに強いのは嬉しい仕様です。

視野角のチェック

ディスプレイ 正面

視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

▲上から見たところ

角度をつけて見ても少し暗くなる程度で、白飛びして見づらくなったりはしませんでした。

色域

色域

■カバー率

sRGB 93%
Adobe RGB 72%

※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性はあります。

比較的広い色域をカバーしています。

グレア(光沢)液晶なので写り込みはしやすい

HP ENVY x360 13のディスプレイは、鮮やかで綺麗ではありますが、グレア(光沢)液晶なので写り込みしやすいです。

ディスプレイの光の写り込み具合

WordやExcelなど背景が白いアプリケーションを使うときは、あまり気にならないと思いますが、
背景がダークカラーのアプリケーションを使うときは、写り込みが気になることもあるかもしれません。

▶バッテリー駆動時間のチェック

■バッテリー駆動時間の実測

MobileMark 2014 最大17時間
※メーカー公表値
ネット閲覧とテキスト打ちに使用
(負荷:軽)
6時間13分
PCMark 8 WORK
(負荷:中)
5時間54分
※バッテリー残量が20%を切るまでの時間
30分で充電できたバッテリー量 約34%

※ディスプレイの明るさ:80%で測定しています。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。

測定条件などを見るにはここをタップ(クリック)

■「ネット閲覧とテキスト打ちに使用」のバッテリー駆動時間 測定条件

  • ディスプレイの明るさ:80%
  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • ウェブ閲覧:ウェブブラウザでタブを5つ開き、各タブでウェブサイトを表示。それら各タブを1分ごとに自動で再読み込み。
  • タイピング:BBenchというソフトを使い、10秒ごとに自動でタイピング入力。
  • 以上の状態で、バッテリー残量100%から計測。

■「PCMark 8 WORK」の項目について

ソフトウェア「PCMark 8」でのバッテリー駆動時間の測定テストです。
ウェブサイトでの3D画像の閲覧、ビデオチャットなど、バッテリー駆動時間に影響の大きい動作テストも含まれています。

PCMark 8 WORKで6時間程度のバッテリー駆動時間があるので、悪くはないと思います。

▶静音性のチェック

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。

アイドル時 ほぼ無音
※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない
ベンチマークテスト時 最大41.5db前後

ファンがフルで頑張り出しても、あまり大きな音はならない印象です。

図書館などでも、周りを気にせずに使えるでしょう。

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

なお、ファン音が大きくなると困る状況では、HP Command Centerで静音モードを選べば、ファンの回転が低速になり、排気音を小さくできます。

HP Command Center

▶重さの実測:1250グラム

重さを測っているところ

本体 約1,250g
ACアダプター+電源ケーブル 約271g

▶インターフェイス

■右側面

右側面

右側面のアップ

① MicroSDカードスロット
② SuperSpeed USB Type-A 5Gbps(電源オフUSBチャージ機能対応)
③ 電源コネクタ

■左側面

左側面

左側面のアップ

① ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
② USB 3.1 Gen 1 Type-A
③ SuperSpeed USB Type-C 10Gbps(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)

※補足説明
「SuperSpeed USB Type-A 5Gbps」=「USB 3.1 Gen 1 Type-A」
「SuperSpeed USB Type-C 10Gbps」=「USB 3.1 Gen2 Type-C」

USB Type-Cから最大3840×2160の外部ディスプレイ出力ができます。

前モデルは電源ボタンが側面にありましたが、2020年モデルは、電源ボタンがキーボード面にきており、使い勝手がよくなっています。

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―― 処理性能のチェック ――

▶CPUの性能チェック

今回のレビュー機のCPUは「AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー(6コア6スレッド)」です。

CPUMark

PassMarkのCPUベンチマークテスト結果:11209

PassMarkでの同CPUの平均値11078よりも高い数値なので、CPUのパフォーマンスはしっかり出ています。
※2020年6月29日現在の平均値

CINEBENCH R20

 CINEBENCH R20のテスト結果

マルチコア 2053
シングルコア 453

これくらいの性能があれば、ビジネス用途には十分な性能です。クリエイティブな用途にもある程度使えるでしょう。

▶SSDのデータ転送速度

ストレージの転送速度

高速なNVMe対応PCIe3.0×4のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。

SSD情報

 SSD情報

Western Digital(ウエスタンデジタル)製のSSDでした。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

グラフィックス性能

HP ENVY x360 13のグラフィックスは「AMD Radeon グラフィックス」です。

3DMarkのスコア
Fire Strike 953
Time Spy 2634

※3回計測した平均値。1未満の数値は四捨五入。

ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質(1920×1080) 9219 とても快適
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
標準品質(1920×1080、ノートPC) 4260 快適
高品質 (1920×1080、ノートPC) 3234 やや快適
ストリートファイターV ベンチマーク
1920×1080 34.65FPS スペック不足

ドラゴンクエストX などの負荷が軽めの3Dゲームなら普通にプレイできそうです。

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―― 外観・その他のチェック ――

▶外観

「HP ENVY x360 13」のボディカラーは、ナイトフォールブラックです。

HP ENVY x360 13の外観。斜め上からのカッコいいアングル

シャープでモダンな外観。

ENVY x360 13の外観 天板側から斜め上

モダンでシンプルなデザインのHPのロゴが、光に反射して輝きます。

天板ロゴのアップ

折りたたんだ様子を斜め上から

▼ディスプレイが360度回転するので、このようにディスプレイを180度開いて、フラットに置いたりもできます。

ディスプレイを開けるところまで開いたところを横から見たところ

▼32,000回の開閉テストをクリアした強度のヒンジ。

ヒンジの画像

 
指紋認証に対応。

指紋認証

▶HP「ENVY x360 13」のレビューまとめ

「HP ENVY x360 13」のレビューのまとめです。

HP ENVY x360 13の外観 見映え

HPの上位モデルで、デザインがよく、5つのモードで使え、ペンにも対応しているなど、幅広く使えるわりには価格が高くありません。

コストパフォーマンスがかなり高く、正直かなりオススメ。

AMD製プロセッサーを採用することで、価格を抑えられたのだと思います。

デザインもいいですし「いろいろなモードで使えて、コスパのよいノートパソコン」をお探しの方にオススメです。

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