富士通 LIFEBOOK WU2/C2のレビュー!超軽い!キーボードが打ちやすい!

富士通 LIFEBOOK(ライフブック)WU2/C2のレビュー

「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」の実機レビューをお届けします。

【後継モデル実機レビューのお知らせ】

※LIFEBOOK WU2/C2は、すでに販売終了になっていますが、↓「LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3」が後継機種として発売されました。

実機レビュー

富士通【LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3】の実機レビュー!超軽い!キーボードが打ちやすい!【UHシリーズ】

「レビューを全部読む時間がない!」

という方のために、レビューしてわかった「おすすめポイント」「注意点など」を、最初に挙げておきます。

    ■「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」のおすすめポイント

  • 世界トップクラスの軽さ(この実機は783グラム!持ってみると、やっぱり軽い!)
  • 軽量・コンパクトでもインターフェイスは充実
  • キーボードが打ちやすい
  • サテンレッドの天板は、角度によって質感が違ってみえてクール
  • 「かな表記なし」のキーボードも選択できる
  • 「かな表記なし」のキーボード

    ■注意点など

  • 「タッチ対応液晶」と「タッチ対応の液晶」では、液晶のキレイさが異なる
  • 「タッチ機能付き液晶」、「512GB SSD」、「メモリ20GB」のいずれかを搭載にすると、50Whバッテリーを選ぶ必要があるため、少し重くなります(50Whバッテリー搭載でも約935gなので、やはり軽いですが)

「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」を公式サイトで見てみる

※現在は、販売終了になっています。

▼最新の軽量・薄型ノートパソコンは、以下の記事からどうぞ!

【現行21選!】軽量・薄型のおすすめノートパソコン【2021年8月 夏 更新版】軽い・薄い

■レビュー機のスペック

液晶 13.3型、フルHD(1920×1080)、ノングレア(非光沢)
CPU Core i7-8550U
メモリ 8GB
ストレージ SSD 128GB
サイズ W309 × D212.5 × 厚さ15.5mm

↓目次で、ある程度の内容がご確認いただけます(クリックすると、その項目に飛びます)。

▶重さの実測:783グラム。本当に軽い!

本体は「783グラム」でした。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2 の重さ実測

さすがに13インチのノートパソコンで、世界トップクラスに軽いだけあって、実際に持ってみてもめちゃくちゃ軽いです。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2を持ってみたところ

「これだけ軽いと、外出先へ持っていくのもおっくうに感じないので、作業時間を増やせそうだなー」

と感じました。

※重さについての補足事項

LIFEBOOK WU2/C2は、カスタマイズ注文するときに、「25Whバッテリー」と「50Whバッテリー」とを選択することができます。

50Whバッテリーを選択すると、バッテリー駆動時間は長くなりますが、本体の重量は少し重くなります。

■25Whバッテリー

  • 本体重量:約790g
  • バッテリー駆動時間:最大約8.3時間

■50Whバッテリー

  • 本体重量:約935g
  • バッテリー駆動時間:最大約13時間

注意点は、「タッチ機能付き液晶」、「512GB SSD」、「メモリ20GB」のいずれかを搭載にすると、50Whバッテリーを選ぶ必要があるため、少し重くなることです。

少し重くなると言っても、それでも約935gなので、13インチのノートパソコンとしては、まだまだ軽い方ですけどね。

ACアダプターの重さ

ACアダプターの重さは「200グラム」なので、本体と合わせると合計983グラムです。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2のACアダプターの重さ:実測

▶軽量でもインターフェイスは充実

LIFEBOOK WU2/C2は、世界トップクラスに軽量なモデルですが、だからといって軽量化するためにインターフェイスの数が削られているようなことはありません。

インターフェイスは充実しています。

ノートパソコンによっては、13インチのモデルでもインターフェイスがめちゃくちゃ少ないものもあるので、ここは意外と重要なところです。

■左側面

インターフェイスは左から、

  • DC-INコネクタ
  • HDMI 出力端子
  • USB3.1 Type-C コネクタ
  • USB3.0 Type-A コネクタ(電源オフUSB充電機能対応)
  • マイク・ラインイン/ヘッドホン・ラインアウト/ヘッドセット 兼用端子

左側面

ヘッドホン端子は、ハイレゾ音源に対応しています。(※ハイレゾ音源の音質を楽しむには、ハイレゾ対応ヘッドホンが必要です。)

■右側面

インターフェイスは左から、

  • SDカードスロット
  • USB3.0 Type-A コネクタ
  • LAN コネクタ
  • 盗難防止用ロック取り付け穴

右側面

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▶キーボード

矢印キーなどが打ちやすく設計されており、ストレスなくタイピングできる

富士通 LIFEBOOK WU2/C2のサテンレッドキーボード

▲キーボード(サテンレッド) ※クリックで拡大

キーボード ピクトブラック かな表記なしキーボード

▲かな表記なしキーボード(ピクトブラック) ※クリックで拡大

キーボードの右下のスペースを広げて、矢印キーを打ちやすく作ってあります。

おかげで、矢印キーがストレスなく使えます。

矢印キーは使用頻度が高いので、非常によいです!

エンターキーやバックスペースキーなど、端の方にあるのに使用頻度が高いキーを大きめに作ってあるのもグッドです。

指先がキーにフィット。キーの重さが2段階なのも打ちやすい

WU2/C2のキーボードは、ボタンの表面が球面になっています(球面シリンドリカルキートップ)。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2の球面シリンドリカルキートップ

指先がキートップにフィットしやすくなっており、打ち心地がよいです。

キーボードにタワミは感じません。安定感があります。

キーの重さが2段階になっている

LIFEBOOK WU2/C2のキーボードは、キーを打った時のストロークの重さが2段階に変化するようになっています。

キーを打った瞬間は重くて、そこから軽くキーが入っていきます。

言葉で言い表すのは難しいですが、キーを打った瞬間はもっちりした感触で、そこからスッとキーが入っていく感じです。

これによって、ほどよいタイプ感があって打ちやすいです。

キートップの文字表記が大きく、視認性が高い

キーボードのアップ

▲かな表記ありのキーボード(サテンレッド)

アルファベットが大きく表記されているので、どこにどのキーがあるのか視認性が高いです。

逆に、それがダサく感じる人もいるかもしれません。

ちなみに、カスタマイズ注文で、「かな表記なし」のキーボードを選ぶこともできます。

かな表記なしのキーボード

▲かな表記なしのキーボード(ピクトブラック)

パームレスト(キーボード入力するときに手をのせるところ)に手をのせると、こんな感じです。

パームレストに手をのせたところ

わたしは、少し手が大きめなのですが、狭苦しさはありません。

13.3インチのノートパソコンなので、パームレストは十分な広さでした。

パームレストの質感

パームレストの触り心地は、ザラザラとしていて、金属を触った時のようなヒンヤリ感じはありません。

キーボードのタイピング音もうるさくなく、静かなところでも使いやすい

キーボードのタイピング音は、コトコトいう感じの音です。無音ではありませんが、タイピング音はそれほど大きくありません。

スペースキーも小さめに作られているので、ガチャガチャいわず静かです。

フルサイズ・キーボードとサイズを比較

フルサイズのキーボードと比較してみました。

フルサイズのキーボードとの比較

タッチパッド

タッチパッドのエリアは、9.2cm × 4.7cmほど。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2 タッチパッド

ボタンが、左クリックボタンと右クリックボタンに分かれているので、「右クリックしたつもりなのに、右クリックにならずイライラ」みたいな誤操作も減らせそうです。

タッチパッドは「サラサラ」とした触り心地で、操作性は普通によいです。

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▶外観をチェック

富士通「LIFEBOOK WU2/C2」のボディカラーは、

  • ピクトブラック
  • サテンレッド
  • アーバンホワイト

の3色展開です。

今回のレビュー機は「サテンレッド」と「ピクトブラック」です。

サテンレッドは、キーボードのキー側面もレッドになっています。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2サテンレッドの外観

▲サテンレッド

富士通 LIFEBOOK WU2/C2ピクトブラック

▲ピクトブラック

サテンレッドの天板は、角度によって質感が違ってみえてクール

サテンレッドの天板は、4層塗装になっており、角度によって質感が変わってみえます。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2の天板

角度によっては和紙っぽく見えることもあり、これが独特でクールでした。

マットな赤の天板に、富士通ロゴの一部がアクセントマークとして入っています。

落ち着いたデザインのピクトブラック

ピクトブラックの天板

ピクトブラック 天板のロゴ

細かい部分のディテールや質感 など

本体底面には、スピーカー、リペアボタン、排気孔などがあります。

液晶を開けるところまで開いてみました。けっこう開きます。

ヒンジ部分もマットな赤です。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2のヒンジ

HD Webカメラ(約92万画素)も搭載。

ウェブカメラ

電源ボタンは、本体正面の右上にあります。

電源ボタン

指紋認証でのサインインにも対応しています。

指紋認証センサー

▶CPU、SSDの性能チェック

CPUの性能は高い

このレビュー機のCPUは「インテル Core i7-8550Uプロセッサー」です。

PassMarkのCPUパフォーマンステストでは、8671という高い数値が出ました(個人的には、7000を超えれば高い方だと思います)。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2のCPUパフォーマンステスト結果

SSDのデータ転送速度もまずまずの速さ

SSDのデータ転送速度もまずまずの速さです。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2 SSDのデータ転送速度

超高速な接続方式のSSDには、さすがにかないませんが、個人的には十分に速いと思います。

SSD情報

東芝のSSDでした。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2 のSSD情報

専用グラフィックスは搭載していないので、3Dゲームには向かない

CPUも高性能ですし、SSDもまずまずのスピードなのですが、NVIDIA GeForceなどの専用グラフィックスが搭載されておりませんので、3Dゲームには向きません。

▶スピーカー

Waves社のMaxxAudioを搭載しているが、ややこもって聴こえることも

本体底面に小さなスピーカーが2つ搭載されています。

スピーカー

底面とスピーカー

「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」は、WAVES(ウェーブス)社のMaxxAudioを搭載しています。

WAVESは、プロ向けの音楽制作用プラグイン・エフェクトを開発しているメーカーです。
 

音質に関しては、高音・低音とも、それほど出ているようには感じず、音源によってはこもり気味に感じることもありました。

しかし、別の音源では、まずまずいい感じに聴こえることもあり、評価が難しいところです(笑)
 

ノートパソコン本体を軽くするために、小型のスピーカーを載せているのでしょうから、多少音質が落ちるのは仕方がない部分でしょう。

オーディオ関連の書物などを読むと「重量が重いほど、いい音のスピーカーである可能性が高い」なんてことが書かれていることがありますが、

さすがに軽さ重視のノートパソコンで、重いスピーカーは載せられないでしょうから・・・笑
 

ちなみに、ヘッドホン端子はハイレゾ音源に対応しているので、ヘッドホン端子を使えば高音質で音楽を楽しめます。

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▶液晶画面

色の鮮やかさや視野角をチェック

富士通 LIFEBOOK WU2/C2 液晶正面

LIFEBOOK WU2/C2は、タッチ機能付き液晶だとIPS液晶なのですが、このレビュー機はタッチ非対応のモデルなので、IPS液晶ではありません。

そのため、IPS液晶のノートパソコンと比べると、色の鮮やかさについては、やや物足りなく感じました。

発色の良さを求めるのなら、カスタマイズ注文で「タッチ機能付きの液晶」を選ぶとよいでしょう。

視野角のチェック

視野角をチェックしてみます。

結論から言うと、上からの視野角は広かったですが、横からだとそこまで広くはありません。

↓横から角度をつけて見たところ。

この画像くらいの角度でしたら特に問題ないのですが、さらに横から覗き込むように見えると、少し見えづらくなりました。

しかしもちろん、自分で使う角度から見る分には、なんら問題ありません。
 

↓上から角度をつけて見たところ。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2 液晶 横から

上から覗き込むように見たときは、表示が薄くなったような感じはなく、視野角は広かったです。

※タッチ機能付き液晶だと、IPS液晶になります

今回のレビュー機は、タッチ非搭載のモデルなのですが、タッチ機能付き液晶だと、より鮮やかなスーパーファイン液晶(IPS液晶)になります。

富士通WEBサイトのカスタムメイドモデルなら、「タッチ機能付き液晶」を選んで注文することもできますよ。

※ただしタッチ機能付き液晶を搭載するには、「4セル((50Wh)バッテリー」を選ぶ必要があるため、そうすると本体の重さが約935g程度になります。

▶サイズ

A4サイズよりも、少しだけ大きい程度のサイズ

B5サイズのノートとA4サイズ用紙とのサイズ比較です。

A4サイズよりも少しだけ大きいくらいですね。

これならビジネスバッグなどにも余裕で入りますから、持ち運びしやすいです。

▶静音性のチェック

普段はとても静かだが、負荷がかかると排気音が大きくなるときも

CPU負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

それほど負荷がかかっていない状態では、ほぼ無音です。

3Dゲームを動かして、わざと大きく負荷をかけると、シュイーーと排気音がなり「60dB」を越えるくらいの音が出ました。

富士通 LIFEBOOK WU2/C2の騒音レベルをチェック

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

といっても、かなり負荷をかけないと、60dBを越える音はでません。

むしろ、60dBを越える排気音を出すのが大変だと思います(笑)

LIFEBOOK WU2/C2で3Dゲームなどをやる人もあまりいないでしょうから、 一般的な使い方なら、特に気にしないでも大丈夫でしょう。

▶「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」のレビューまとめ

サテンレッド 後ろから

ピクトブラック 後ろから

「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」のレビューのまとめです。

    ■「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」のおすすめポイント

  • 世界トップクラスの軽さ(持ってみると、やっぱり軽い!)
  • 軽量・コンパクトでもインターフェイスは充実
  • キーボードが打ちやすい
  • サテンレッドの天板は、角度によって質感が違ってみえてクール
  • 「かな表記なし」のキーボードも選択できる
  • 「かな表記なし」のキーボード

    ■注意点など

  • 「タッチ対応液晶」と「タッチ対応の液晶」では、液晶のキレイさが異なる
  • 「タッチ機能付き液晶」、「512GB SSD」、「メモリ20GB」のいずれかを搭載にすると、50Whバッテリーを選ぶ必要があるため、少し重くなります(50Whバッテリー搭載でも約935gなので、やはり軽いですが)

「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」は、とにかく世界トップクラスに軽いのが、やはり一番の魅力です。

個人的には、本当に軽くて、外出先へ持っていくのもおっくうに感じないので、作業時間が増えそうです。

キーボードも打ちやすいので、タイピングすることが多い方にもオススメです。

「軽くてキーボードの打ちやすいノートパソコン」をお探しでしたら、「富士通 LIFEBOOK WU2/C2」は本当におすすめです。

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※現在は、販売終了になっています。

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