SSD搭載のおすすめノートパソコン【2023年9月版】高速SSDや大容量SSD搭載モデルなど

SSD搭載のノートパソコンで笑顔の男性

これからノートパソコンを買うなら、SSD搭載のノートパソコンが絶対におすすめです!

HDD(ハードディスクドライブ)のみ搭載のノートパソコンと比べると、SSD搭載のノートパソコンの方が、パソコンの起動やデータ処理スピードが圧倒的に速いですから。

というわけでここでは、SSD搭載のおすすめノートパソコンのうち、現行のおすすめモデルをご紹介します。

また、SSD搭載のノートパソコンを買う前に「絶対に知っておきたい事実」や、どのくらいの容量のSSDを選べばいいのか、などについても解説いたします。

SSD搭載のノートパソコンを買う前に、「絶対に知っておきたい事実」とは?

SSD搭載のおすすめノートパソコンをご紹介したいと思うのですが・・・

その前に1つ、SSD搭載のノートパソコンを買う前に、絶対に知っておいていただきたい事実があります。
 

それはなんなのかと言うと・・・

メモリ容量を増やすほど、SSDの空き容量が減る

ということです。

どういうことなのかと言うと、次の表を見てください。

SSD容量 パソコン搭載メモリ 出荷時のSSD空き容量
120GB 8GB 約75GB
120GB 16GB 約60GB
240GB 8GB 約192GB
240GB 16GB 約184GB

表の右上のあたりの赤字になっている部分に注目してください。
 

これはどういうことかというと、

SSD容量 120GBのパソコンにメモリを8GBのせると、最初からSSDの空き容量が75GBしかない、ということです。

メモリ16GBだったら、60GBしかSSD空き容量がありません。最初から半分になってしまうわけです。

なぜこうなるのかというと、

大容量メモリを搭載した場合、仮想メモリや休止時のデータ退避用としてSSD内の一部領域を確保するため、SSDの空き容量が少なくなります。

という理由によるのだそうです。

これは特定のメーカーのパソコンに限った話ではありません。
 

メモリ容量が大きい方が、パソコンの処理速度も上がりますから、

「せっかく速さが売りのSSD搭載パソコンを買うんだから、メモリも大容量にして注文しようと思ってる」

という方もいらっしゃると思うんです。

そのときに、SSD容量が小さいものを選んでしまうと、あとあと容量不足になってしまう恐れがあります。

大きな容量のメモリを搭載させたい場合は、SSD容量も大きいものにするのがおすすめです。

    ■よく流通しているSSDの容量

  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB

これ以外の容量のSSDもありますが、この3つの容量が、現在は主流です。

128GBだと、メインPCとして使う場合は、容量が足りなくなる可能性が高いです。

特に、大容量メモリを搭載させたい場合は、上にも書いた理由から、128GBのSSDは避けるべきです。
 

256GBあれば、サイズの大きいデータを大量に保存するわけでなければ、十分な容量かと思います。

データをたくさん保存したり、空き容量に余裕が欲しい場所は、512GBを選ぶといいと思います。

(あとは、SSDとHDDの両方を搭載したデュアルストレージ・モデルを選ぶ手もありますが、HDDが追加されるとノートパソコンがその分重くなるので注意が必要です。)

大きな容量のSSDの方が、スピードも速い

SSDは、データを処理するときに、空きスペースに一旦データを移動してからデータを保存します。

ですので、容量が大きいSSDの方が処理速度は上がります。

予算に余裕があるなら、必要なさそうでも、あえて大きめの容量のSSDを選ぶのもいいと思います。

▶SSD搭載のおすすめノートパソコンはコレ!!【2023年9月版】

・レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」

おすすめ1位

レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」

レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」

レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」は、

  • Ryzen 7 7730U
  • メモリ16GB
  • 1TB SSD

といったスペックで99,440円(税込)の価格が魅力。
※2023年9月13日現在の価格

レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」

1TBのSSDを搭載したモバイルノートをお探しの方におすすめ。

フルHD(1920×1080)よりも高解像度な2.2K(2240×1400)液晶を搭載しているのもポイント。

14インチで重さ約1.53kgなので、14インチのノートPCとしては特に軽くはありませんが、持ち運びは十分可能な重さでしょう。

なお、16インチ液晶を搭載したThinkPad E16 Gen 1 AMDもあります。

価格 99,440円(税込)
※2023年9月13日現在の価格
OS Windows 11 Home
ディスプレイ 14型 2.2K(解像度2240×1400)、ノングレア(非光沢)、IPS液晶
CPU AMD Ryzen 7 7730U
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
グラフィックス AMD Radeon
バッテリー駆動時間 約15.2時間
サイズ 約313×219.3×18mm
重さ 約1.53kg

レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」を公式サイトで見てみる

・マウス「DAIV Z4-I7I01SR-A」

おすすめ2位

DAIV Z4-I7I01SR-A

マウスコンピューター「DAIV Z4-I7I01SR-A」

マウスコンピューター「DAIV Z4-I7I01SR-A」は、14型で約975gの軽量ノートパソコン。

初期仕様では500GB SSDを搭載していますが、

最大4TB SSDまで容量を増やしてのカスタマイズ注文も可能。

軽量・薄型なノートPCで大容量SSDを搭載可能な製品をお探しの方におすすめ。

薄型ノート向けではパワーのあるCoreプロセッサ PシリーズのCore i7-1360Pを搭載しています。

とてもおトクな限定モデルのお知らせ

DAIV Z4-I7I01SR-Aを通常価格よりもおトクな159,800円(税込)に設定した、

DAIV Z4-I7I01SR-A これがおすすめノートパソコン限定モデル

を特別に販売いただけることになりました!

DAIV Z4-I7I01SR-A

通常モデル同様、カスタマイズ注文もできますよ。

大変おトクですので、この機会をお見逃しなく!

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▼以下の実機レビューでポイントもすぐに分かりますので、参考にどうぞ!

価格 199,800円(税込)~
※2023年12月6日現在の価格
OS Windows 11 Home / Pro / 10 Pro
ディスプレイ 14型 WUXGA (解像度1920×1200)、ノングレア (非光沢)
CPU インテル Core i7-1360P
グラフィックス インテル Iris Xe
メモリ 16GB / 32GB / 64GB
ストレージ 500GB~4TB SSD
バッテリー駆動時間 約11時間(16GBメモリ、500GB SSD搭載時)
サイズ 308.8×213×16.4mm(突起部含まず)
重さ 約975g

※カスタマイズで搭載できるスペックも含みます。

マウスコンピューター「DAIV Z4-I7I01SR-A」を公式サイトで見てみる

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・デル「Inspiron 16」

おすすめ3位

デル「Inspiron 16」

デル「Inspiron 16」は、大容量1TB SSDを搭載。

1TB SSDを搭載していると、かなり高額な製品も多いですが、Inspiron 16はコスパもよいです。

Ryzen 7 7730Uとメモリ16GB搭載で、メインPCとしてシッカリ使えるスペックですよ。

ディスプレイは16型なので、大きめのディスプレイ搭載で大容量SSD搭載ノートをお探しの方にオススメです。

価格 92,640円(税込)~
※2023年9月13日現在の価格
OS Windows 11 Home / Pro
ディスプレイ 16型 フルHD+(解像度1920×1200)、ノングレア(非光沢)
CPU AMD Ryzen 7 7730U
グラフィックス AMD Radeon
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
バッテリー駆動時間 未掲載
サイズ 356.78×251.7×18.2mm(最厚部)
重さ 1.84kg(構成等によって異なる)

デル「Inspiron 16」を公式サイトで見てみる

▼その他のおすすめモデル

・ドスパラ「THIRDWAVE DX-R5」

ドスパラ「THIRDWAVE DX-R5」

「THIRDWAVE DX-R5」

「THIRDWAVE DX-R5」は、15.6インチのスタンダードノートといったところですが、

Core i5-1335Uと16GBメモリ搭載で、オフィスワークなどには余裕のある性能です。

標準で500GB SSD搭載ですが、カスタマイズで2TB SSDに増設可能。

さらに、セカンドストレージとして最大2TB HDDまたは1TB SSDも追加搭載できます。

大容量ストレージ搭載可能なノートPCをお探しの方にオススメ。

+12,900円でメインSSDを2TBにできるなど、他メーカーと比べるとストレージのカスタマイズ価格が安いです。
※2023年9月13日現在の価格

なおメインSSDは、PCIe3.0 x4 SSDですが、セカンドストレージはSATAですので、メインSSDほどのデータ転送速度はありません。

価格 99,980円(税込)~
※2023年9月13日現在の価格
OS Windows 11 Home / Pro / 10 Pro
ディスプレイ 15.6型 フルHD(解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢)
CPU インテル Core i5-1335U
グラフィックス インテル Iris Xe
メモリ 16GB / 32GB / 64GB
ストレージ SSD:500GB / 1TB / 2TB
※メインSSDとは別にHDDまたはSSDを追加してデュアルストレージ仕様も可能
サイズ 359.3×236.8×20.6(最厚部)mm
重さ 約1.7kg

ドスパラ「THIRDWAVE DX-R5」を公式サイトで見てみる

・VAIO「SX14」

「VAIO SX14」icon

VAIO SX14は、14インチのディスプレイながら重さ約1.046kg~の軽量・薄型ノートPCです。

超薄型のベゼルを採用し、14インチながら、13.3インチに近いサイズを実現しています。

カスタマイズで高速なPCIe4.0 x4 SSDも選択可能。容量は最大2TB。

価格は高めですが、完成度は高いノートパソコンなので、使いやすいノートパソコンをお探しの方にオススメですよ。

VAIO SX14のキーボード

▼旧CPU搭載モデル(最新は第13世代 Coreプロセッサ搭載)のレビューを参考にどうぞ。

価格 217,800円(税込)~
※2023年12月21日午前9:59まで、カートでさらに15%OFF!
OS Windows 11 Home / Pro
ディスプレイ 14型 フルHD / 4K
※タッチ非対応=アンチグレア(非光沢)、タッチ対応=グレア(光沢)
CPU インテル Core i3-1315U / i5-1340P / i7-1360P / i7-1370P
※Core i7-1370PはALL BLACK EDITIONと勝色のみ選択可能
メモリ 8GB~32GB
ストレージ 256GB~2TB SSD(PCIe4.0 x4 SSD選択可能)
グラフィックス インテル UHD / インテル Iris Xe
バッテリー駆動時間 約17~28時間 ※仕様による
サイズ 約320.4×222.9×17.9mm(最厚部、突起部含まず)
重さ 約1,046~1,167g

「VAIO SX14」を公式サイトで見てみる

・HP「Spectre x360 14-ef」

HP Spectre x360 14-ef

「HP Spectre x360 14-ef」icon

「HP Spectre(スペクトル)x360 14-ef」は、スタイリッシュなデザインが目を引くノートパソコン。

高速なPCIe4.0 x4 SSDを搭載し、データ転送速度も速いです。

※ちなみにx360 14という製品名ですが、ディスプレイサイズは13.5インチです。

2in1ノートなので、ディスプレイを回転させて「ノートブックモード、タブレットモード、テントモード、スタンドモード、フラットモード」の5つのモードに切り替えて使用できます。

HP Spectre x360 14-efのマルチモード

カメラオフボタン、ミュートマイクボタンなど、WEB会議で役立つ機能も搭載。

ディスプレイに関しては、

  • OLED(有機EL)ディスプレイ搭載モデル
  • IPS液晶ディスプレイ搭載モデル

の2つがあります。

※OLED(有機EL)ディスプレイ搭載の「パフォーマンスプラスモデル」以外は、プライバシーモード(HP Sure View Reflect / Gen4)対応ですが、プライバシーモード対応ディスプレイは、角度をつけると暗く見えやすいので、覗き見防止を重視する方以外にはおすすめしません。

おすすめはOLED(有機EL)ディスプレイ搭載の「パフォーマンスプラスモデル」です。

なお、OLEDディスプレイ搭載モデルのみ、アンチリフレクション(反射防止)コーティングがされており、通常のグレアディスプレイより映り込みしづらくなっています。

HP Spectre x360 14-efのアンチリフレクションコーティング

▲OLEDディスプレイ搭載モデルは反射防止コーティングされています

▼以下の実機レビューでポイント・注意点もすぐに分かりますので、参考にどうぞ!

割引クーポン

【PR】【提供:株式会社日本HP】

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※有効期限:2023年12月31日23:59まで

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カートに入れた後、特別値引きが適用されていることをご確認ください。

HPパソコン値引きクーポンの詳しい説明はコチラ

価格 209,800円(税込)~
※2023年12月1日現在の価格
OS Windows 11 Pro
ディスプレイ 13.5型 グレア(OLEDディスプレイは反射防止コーティング)、タッチ対応、ペン対応
WUXGA+(解像度1920×1280)IPS液晶 / 3K2K(解像度3000×2000)OLED(有機EL)
スタンダードプラスモデルとパフォーマンスモデルはプライバシーモード対応
CPU インテル Core i5-1335U / Core i7-1355U
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ SSD:512GB / 1TB
バッテリー駆動時間 最大13~16時間 ※仕様による
グラフィックス インテル Iris Xe
サイズ 約299×220×16.5(最薄部)mm(突起部含まず)
重さ 約1.39kg

「HP Spectre x360 14-ef」を公式サイトで見てみる

・マウス「mouse F4-I5シリーズ」

マウス「mouse F4シリーズ」

マウスコンピューター「mouse F4-I5U01CG-A(シャンパンゴールド)」

マウスコンピューター「mouse F4-I5U01OB-A(オリーブブラック)」

価格:109,800円(税込)~
99,800円(税込)~
※2023年12月20日10:59までのシャンパンゴールドのセール価格!

モバイルノートでパワーのあるCPUを搭載していると、価格が高いことが少なくないですが、

mouse F4シリーズのCore i5搭載モデルは、軽量ノート向けCPUとしてはパワーのあるCore i5-1240Pを搭載しつつ、高すぎない価格のノートPC。

  • 8GBメモリ
  • 512GB SSD

も搭載。

カスタマイズ注文に対応しているので、最大2TB SSDに増設したり、SSDを2台搭載させての注文も可能です。

快適に作業できるパワーがありつつ、持ち運びに無理のない重さのノートパソコンをお探しの方にオススメです。

▼「シャンパンゴールド」と「オリーブブラック」の2色のカラーバリエーションから選べます。

マウスコンピューター「mouse B4-i5」のカラーバリエーション

なお、「16GBメモリ」以上を選択すると、グラフィックスがIris Xe グラフィックスとしての動作になり、グラフィックス性能が大きく向上するので、

できればメモリ16GB以上を選択して注文するのがオススメです。

▼以下の実機レビューでポイント・注意点もすぐに分かりますので、参考にどうぞ!

価格 109,800円(税込)~
99,800円(税込)~
※2023年12月20日10:59までのシャンパンゴールドのセール価格!
OS Windows 11 Home / Pro / 10 Pro
ディスプレイ 14インチ フルHD(解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢)
CPU インテル Core i5-1240P
メモリ 8GB / 16GB / 32GB / 64GB
ストレージ SSD:500GB / 512GB / 1TB / 2TB
※カスタマイズでSSD2台搭載も可能
バッテリー駆動時間 約10時間
サイズ 320×215×19mm(突起部含まず)
重さ 約1.37kg

マウスコンピューター「mouse F4-I5U01CG-A(シャンパンゴールド)」

マウスコンピューター「mouse F4-I5U01OB-A(オリーブブラック)」


というわけで、1TB SSDを搭載しつつもコスパのよいレノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」が、とくにおすすめです。

レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」

レノボ「ThinkPad E14 Gen 5 AMD」
 

SSDのメリットを簡単にまとめ

キラキラしたSSD

ここで、SSDメリットをサラっとまとめておきます。

SSDのメリット1:起動速度やデータ処理速度が早い

高速処理のSSD

これまで主流だったHDDと比べて、SSDの方が、パソコンの起動速度も、データ処理速度も圧倒的に速いです。

今までHDDのパソコンを使っていた人なら、体感的にわかるくらいに速度に違いがあります。

SSDのメリット2:軽量(軽い)

薄くて軽量なSSD

HDDは、大きなディスクにデータを保存していたため、重さがありました。

一方、SSDは、チップにデータを保存するため軽量です。

SSDのメリット3:耐衝撃性にすぐれている

耐久性に優れたSSD

SSDは、HDDのようにモーターでディスクを回してデータを書き込む必要がありません。

そのため耐衝撃性にすぐれていて、ノートパソコンを落下などさせてしまっても、データが破損しにくくなっていると言えます。

SSDのメリット4:HDDと比べて消費電力が小さい

消費電力の少ないSSD

HDDは、ディスクにデータを書き込むために、モーターを回さなければなりません。

一方、SSDにはモーターがないので消費電力が低くなります。

SSDの接続方式・種類などの解説

PCメーカーのノートパソコンの仕様を見ると、

256GB SSD(PCIe NVMe M.2)

などと書かれていますが、「PCIe NVMe M.2」と書かれていても、なんだか分からないという方も多いのではないかと思います。

これについて分かりやすく解説していきます。

PCIeとは?

PCIe(PCI Express)とは、バス(データ転送路)のこと。

SSDのバスには、

  • SATA(サタ、シリアルATA)
  • PCIe(PCI Express)

の2つがあり、PCIeの方が圧倒的にデータ転送速度が速いです。

ですので、「PCIe SSD」などと書かれていれば、高速なSSDが搭載されていることがわかります。

ちなみに、「PCIe」でもリビジョン(PCIe 3.0なのか4.0なのか)によって速度に違いがあります。

バス 最大転送速度
PCIe 4.0 x4 8000MB/秒
PCIe 3.0 x4 4000MB/秒
SATA 3.0 600MB/秒

※この表の速度は、あくまで理論上の最大値なので、実際のデータ転送速度は、これよりも速度は落ちます。

上表からもわかるとおり、PCIeでも、PCIe 3.0よりもPCIe 4.0の方が転送速度が速いです。

ただ、「容量の大きなファイルをコピーする」といったことを頻繁にするのでもなければ、PCIe 4.0 x4とPCIe 3.0 x4とで、普段使いで大きな差は感じられないでしょう。

NVMeとは?

NVMe(エヌブイエムイー、NVM Express)とは、転送プロトコル(データ転送時のルールのようなもの)のことです。

現行品では、NVMeはPCIeと組み合わせて利用されています。

よって、「NVMe SSD」と書かれていたら「PCIe SSD」が搭載されていると考えればよいです。

ただ、NVMe SSDと書いてあるだけでは、PCIe 3.0なのか?4.0なのか?までは判別できません。

M.2とは?

M.2(エムドットツー)とは、接続規格のことです。

単純に「M.2スロットという接続端子があって、そこにM.2スロットに対応したSSDを接続する」
と考えれば分かりやすいと思います。

M.2 SSDには「SATA SSD」と「PCIe SSD」の2つがあります。

「M.2 SSD」と書かれているだけでは、SATAなのかPCIeなのかまではわからないため、M.2 SSDだからといって、データ転送速度が速いとは限りません。

ざっくりまとめると

分かりやすくするため、難しい説明はナシにして、以上を本当にざっくりまとめてみます。

バス 最大転送速度
PCIe 3.0 x4 4000MB/秒
SATA 3.0 600MB/秒

なので、

PCIe SSD=速い

と考えると、

PCIeと書いてある 速い
NVMeと書いてある 速い
M.2と書いてあるだけ 速いかどうか分からない
SATAと書いてある PCIeと比べると速くない

つまり、ある程度データ転送スピードの速いSSDを搭載したノートパソコンが欲しいなら、

ストレージのところに「PCIe(PCI Express)」または「NVMe」と書いてあればOKです。

補足

2023年9月現在では、現行ノートパソコンの場合、

  • PCIe 4.0 SSDのノートパソコンが増えてきた
  • PCIe 3.0 SSDのノートパソコンもまだ多い
  • SATA SSDのノートパソコンは少ない

といった状況ですが、今後はPCIe 5.0 SSDを搭載したノートパソコンも出てくるでしょう。

そうなると、今後はPCIe 3.0 SSDが速いと言っていいのか、意見が分かれるところになってくるかもしれません。

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