SSD搭載のおすすめノートパソコン【2020年12月 冬 更新版】
これからノートパソコンを買うなら、SSD搭載のノートパソコンが絶対におすすめです!
HDD(ハードディスクドライブ)のみ搭載のノートパソコンと比べると、SSD搭載のノートパソコンの方が、パソコンの起動やデータ処理スピードが圧倒的に速いですから。
というわけでここでは、SSD搭載のおすすめノートパソコンのうち、現行のおすすめモデルをご紹介します。
また、SSD搭載のノートパソコンを買う前に「絶対に知っておきたい事実」や、どのくらいの容量のSSDを選べばいいのか、などについても解説いたします。
目次
SSD搭載のノートパソコンを買う前に、「絶対に知っておきたい事実」とは?
SSD搭載のおすすめノートパソコンをご紹介したいと思うのですが・・・
その前に1つ、SSD搭載のノートパソコンを買う前に、絶対に知っておいていただきたい事実があります。
それはなんなのかと言うと・・・
メモリ容量を増やすほど、SSDの空き容量が減る
ということです。
どういうことなのかと言うと、次の表を見てください。
SSD容量 | パソコン搭載メモリ | 出荷時のSSD空き容量 |
---|---|---|
120GB | 8GB | 約75GB |
120GB | 16GB | 約60GB |
240GB | 8GB | 約192GB |
240GB | 16GB | 約184GB |
表の右上のあたりの赤字になっている部分に注目してください。
これはどういうことかというと、
SSD容量 120GBのパソコンにメモリを8GBのせると、最初からSSDの空き容量が75GBしかない、ということです。
メモリ16GBだったら、60GBしかSSD空き容量がありません。最初から半分になってしまうわけです。
なぜこうなるのかというと、
大容量メモリを搭載した場合、仮想メモリや休止時のデータ退避用としてSSD内の一部領域を確保するため、SSDの空き容量が少なくなります。
という理由によるのだそうです。
これは特定のメーカーのパソコンに限った話ではありません。
メモリ容量が大きい方が、パソコンの処理速度も上がりますから、
という方もいらっしゃると思うんです。
そのときに、SSD容量が小さいものを選んでしまうと、あとあと容量不足になってしまう恐れがあります。
大きな容量のメモリを搭載させたい場合は、SSD容量も大きいものにするのがおすすめです。
-
■よく流通しているSSDの容量
- 128GB
- 256GB
- 512GB
これ以外の容量のSSDもありますが、この3つの容量が、現在は主流です。
128GBだと、メインPCとして使う場合は、容量が足りなくなる可能性が高いです。
特に、大容量メモリを搭載させたい場合は、上にも書いた理由から、128GBのSSDは避けるべきです。
256GBあれば、サイズの大きいデータを大量に保存するわけでなければ、十分な容量かと思います。
データをたくさん保存したり、空き容量に余裕が欲しい場所は、512GBを選ぶといいと思います。
(あとは、SSDとHDDの両方を搭載したデュアルストレージ・モデルを選ぶ手もありますが、HDDが追加されるとノートパソコンがその分重くなるので注意が必要です。)
大きな容量のSSDの方が、スピードも速い
SSDは、データを処理するときに、空きスペースに一旦データを移動してからデータを保存します。
ですので、容量が大きいSSDの方が処理速度は上がります。
予算に余裕があるなら、必要なさそうでも、あえて大きめの容量のSSDを選ぶのもいいと思います。
▶SSD搭載のおすすめノートパソコンはコレ!!【2020年12月 冬 更新版】
富士通「LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3」は、13.3型ノートPCとして世界最軽量※約634g~という驚異の軽さのノートパソコンです。
※2020年9月1日現在、富士通クライアントコンピューティング調べ
(重量は選択した仕様によって異なります)
- LIFEBOOK WU-X/E3:世界最軽量モデル(約634g~)
- LIFEBOOK WU2/E3:軽量モデル(約736g~)
と、仕様により名前が異なります。
軽量モデルの方でも世界トップクラスに軽いので、価格の安い軽量モデルを買うのもアリです。
実際に持ってみると、思わず「おもちゃかな?」と思ってしまうほど軽いので、持ち運びもラクラクです。
「とにかく軽いのがいい!」ということなら、このモデルが一押しです。
キーボードもタイピングしやすいですし。
ちなみに「軽量モデル」で50Whバッテリーを選んだ場合、バッテリー駆動時間が最大約22.5時間になりますが、重さは約865g~になります。
以下の実機レビューでポイントもすぐに分かりますので、よければ参考にどうぞ。
⇒ 富士通【LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3】の実機レビュー!超軽い!キーボードが打ちやすい!【UHシリーズ
価格 | 129,463円 (税込み)~ ※2020年12月24日現在で、富士通サイト内のクーポン利用時の価格 |
---|---|
OS | Windows 10 Home / Pro |
ディスプレイ | 13.3型 フルHD(1920×1080)、ノングレア(非光沢) |
CPU | インテル Core i3-1115G4 / i5-1135G7 / i7-1165G7 |
メモリ | 4GB / 8GB / 16GB / 32GB |
ストレージ | SSD:128GB~2TB |
バッテリー駆動時間 | 約11~22.5時間(バッテリーサイズなどによる) |
サイズ | 307×197×15.5mm(突起部含まず) |
重さ | 約634~865g(構成による) |
⇒ 富士通「LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3」を公式サイトで見てみる
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ちなみに、同じシリーズで「ペン対応&2in1」のLIFEBOOK WU3/E2もあります。
類似モデル(前モデル以下の実機レビューでポイントがすぐに分かるようになっていますので、よければ参考にどうぞ。
【参考:前モデルの実機レビュー】
LIFEBOOK WU3/E2にも特別割引クーポンがあります。ぜひご利用ください。
(有効期限2021年2月22日(月)11:00まで)
■28%オフになる特別割引クーポン
PRD710LSJ
⇒ 富士通「LIFEBOOK WU3/E2」を公式サイトで見てみる
レノボ「Ideapad C340(15)」は、
- マルチモードで使える
- アクティブペン対応(ペンも付属)
- IPS液晶搭載
- 価格も安い!
など、魅力の多いモデルです。
CPUは、モデルによって
- Core i3
- Core i5
- Core i7
の3つがありますが、Core i3搭載モデルだとストレージが128GBしかないので、メインPCとして使うなら、Core i5以上のモデルがオススメです。
注意点は、グレア(光沢)液晶であるところと、15.6型ノートでもテンキーが付いていないことです。
Core i5モデルだったら、メーカーによっては10万円を超えていてもおかしくないです。コスパがかなり高く、おすすめのノートパソコンです。
※画像はUSキーボードですが、購入できるのは日本語キーボードのモデルです。
実機レビューがありますので、参考にどうぞ。
⇒ レノボ IdeaPad C340 (15)の実機レビュー!コスパが凄すぎ!注意点もある?
価格 | 53,900円 (税込み・送料無料)~ ※2020年12月24日現在の価格 |
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OS | Windows 10 Home |
ディスプレイ | 15.6型 フルHD(解像度1920×1080)、グレア(光沢)、タッチ対応 |
CPU | インテル Core i3-1005G1 / i5-1035G1 / i7-1065G7 |
メモリ | 4GB / 8GB / 16GB |
ストレージ | SSD:128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
グラフィックス | インテル UHDグラフィックス620 |
サイズ | 約364×250×20.5mm |
重量 | 約2.0kg |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 ※メーカー公表値 |
ちなみに、「14インチモデル」もあります。14インチモデルの公式ページはこちら
⇒ 「レノボ IdeaPad C340 (15)」を公式サイトで見てみる
こちらのマウスコンピューター「mouse X4-i5」は、
- 13.3型クラスのボディに14型液晶を搭載
- ディスプレイが大きめの14型ながらも約1.13kgで軽量
- Core i5
- メモリ 8GB
- SSD 256GB
- 約12時間の長めのバッテリー
という、しっかり使える性能でありながら、
79,800円(税抜き)~
※2021年3月3日現在の価格
これくらいのスペックの国産ノートだと、税別で10万円を超えていてもおかしくないですが、BTOパソコンということで、価格は抑えられています。
価格が抑えられていると言っても、国内工場での生産ですので、クオリティが低いわけではありません。
この性能であれば、よほどパソコンに負荷のかかる処理でもなければ、サクサクこなせます。
なお、このモデルはメモリやSSD容量をカスタマイズして注文することもできます。
実機レビューがありますので、参考にどうぞ。
⇒ マウスコンピューター【mouse X4シリーズ 】実機レビュー!実はキーボードも打ちやすい!軽量&ロングバッテリー
■マウスコンピューター「mouse X4-i5」のスペック
価格 | 79,800円(税抜き)~ ※2021年3月3日現在の価格 |
---|---|
ディスプレイ | 14型 フルHD (解像度1920×1080)、ノングレア(非光沢) |
CPU | インテル Core i5-10210U |
メモリ | 8GB |
グラフィックス | インテル UHDグラフィックス |
ストレージ | 256GB SSD |
バッテリー駆動時間 | 約12時間 |
重量 | 約1.13kg |
⇒ マウスコンピューター「mouse X4-i5」を公式サイトで見てみる
■その他のおすすめモデル
「HP Spectre(スペクトル)x360 13」は、ラグジュアリーなデザインが目を引くノートパソコン。
世界最小の13インチコンバーチブルPCなので、13インチディスプレイでも本体がコンパクト。
Optaneメモリー、コネクテッド・モダンスタンバイ、Wi-Fi 6対応など、先進の機能も搭載。
ディスプレイ側を回転させて「ノートブックモード、タブレットモード、テントモード、スタンドモード、フラットモード」の5つのモードに切り替えて使用できます。
実機レビューがありますので、参考どうぞ。
⇒ HP Spectre x360 13 のレビュー!魅力も弱点も徹底的に網羅!
価格 | 120,000円(税抜き)~ ※2020年12月24日現在の価格 |
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OS | Windows 10 Home / Pro ※モデルにより異なります |
ディスプレイ | 13.3型 タッチ対応、フルHD・IPS・光沢 / 4K OLED(有機EL) |
CPU | インテル Core i5-1035G4 / i7-1065G7 |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | 256GB SSD / 512GB SSD+Optaneメモリー / 1TB SSD+Optaneメモリー |
グラフィックス | インテル Iris Plus |
バッテリー駆動時間 | 最大 約22時間 / 4Kモデルは最大 約10時間 |
サイズ | 約 307×194.5×16.5(最薄部)-18.5(最厚部)mm |
重量 | 約 1.22~1.25kg |
「税抜き12万円以上」のご購入で7%オフになるクーポンです。(有効期限:2021年3月31日23:59まで)
⇒ HP製品の値引きクーポン・使い方はコチラ
⇒ 「HP Spectre x360 13」を公式サイトで見てみる
NEC「LAVIE Pro Mobile(ラヴィ・プロモバイル)」
NEC「LAVIE Pro Mobile(ラヴィ・プロモバイル)」は、約842g~の超軽量ノートパソコン。
(※重さは仕様によって異なります。)
バッテリー駆動時間も長く、短いものでも約15時間、長いものは約20時間のロングバッテリー。
カスタマイズの幅も広いです。
お好みで、
- プライバシーガード※搭載液晶
- データ通信SIM対応
なども選択できます。
※プライバシーガード:使用者以外からの のぞき見を防止する機能。
ただし、プライバシーガード搭載モデルのディスプレイは、端の方が少し暗く見えます。
▲プライバシーガード搭載モデルのディスプレイは、端の方が少し暗く見える
「絶対に画面を覗き見されたくない」という方以外は、プライバシーガードを搭載していないモデルがおすすめです。
実機レビューがありますので、参考にどうぞ。
⇒ NEC「LAVIE Pro Mobile」の実機レビュー!完成度が高い!気になった点も正直に書いた徹底レビュー
価格 | 164,800円 (税抜き)~ ※2020年12月24日現在の価格 ※公式サイト内のクーポンを使えば、もっと安くなります。 |
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OS | Windows 10 Home / Pro |
ディスプレイ | 13.3型 フルHD(1920×1080)、ノングレア(非光沢)、IPS液晶 ※プライバシーフィルタ搭載モデルもあり |
CPU | インテル Core i5-10210U / i7-10510U |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | 256GB~1TB SSD /「512GB~1TB SSD」+「32GB Optaneメモリー」 |
サイズ | 約307.2×216×厚さ16.7~16.9mm(突起部等除く) |
重さ | 約842~965g |
バッテリー駆動時間 | 約15~20時間 |
※仕様により組み合わせに制限があります。
\割引クーポンもコチラから/
⇒ NEC「LAVIE Pro Mobile(ラヴィ・プロモバイル)」を公式サイトで見てみる
というわけで、13.3型で世界最軽量の富士通「LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3」
⇒ 富士通「LIFEBOOK WU-X/E3、WU2/E3」を公式サイトで見てみる
しっかりとした性能を持ちながら、お手頃価格の「レノボ IdeaPad C340 (15)」あたりが、特におすすめです。
SSDのメリットを簡単にまとめ
ここで、SSDメリットをサラっとまとめておきます。
SSDのメリット1:起動速度やデータ処理速度が早い
これまで主流だったHDDと比べて、SSDの方が、パソコンの起動速度も、データ処理速度も圧倒的に速いです。
今までHDDのパソコンを使っていた人なら、体感的にわかるくらいに速度に違いがあります。
SSDのメリット2:軽量(軽い)
HDDは、大きなディスクにデータを保存していたため、重さがありました。
一方、SSDは、チップにデータを保存するため軽量です。
SSDのメリット3:耐衝撃性にすぐれている
SSDは、HDDのようにモーターでディスクを回してデータを書き込む必要がありません。
そのため耐衝撃性にすぐれていて、ノートパソコンを落下などさせてしまっても、データが破損しにくくなっていると言えます。
SSDのメリット4:HDDと比べて消費電力が小さい
HDDは、ディスクにデータを書き込むために、モーターを回さなければなりません。
一方、SSDにはモーターがないので消費電力が低くなります。
SSDの接続方式の種類と解説
SSDと言っても、SSDとマザーボードをつなぐ接続方式に色々と種類があります。
SSDの接続方式については、特に興味がなければ、あまり気にする必要はありませんが、接続方式によってデータ転送速度に差があるのは事実です。
というわけで一応、SSDの接続方式についてみてみましょう。
PCI Express による接続
PCI Express による接続は、マザーボードにあるPCI Express端子(グラフィックボードなども接続する端子)にSSDを直接、差し込む接続方法です。
最近の製品ではPCI Express4.0対応のものがあり転送速度が際立って早いとされています。
シリアルATAコードでの接続
2.5インチのSSDをPCケースに固定し、シリアルATAコードでマザーボードと接続する方法 です。
ハードディスクと同じ方法での固定なので、一般的でコスト的にも安く済みます。
mSATAによる接続
mSATAによる接続は、ノートパソコンの内部でも多く利用されている方法で、ケーブルを使用せずに直接マザーボードにある端子に差し込む形で接続できるのが特徴です。
省スペース化ができ、本体の小さなノートパソコンに向いている接続方式です。
デスクトップパソコンにSSDを増設する場合、小さなPCケースの場合は、この方法での増設が向いていますが、マザーボードに端子があるかの確認が必要です。
M.2接続(エムドットツー接続)
M.2(エムドットツー)接続は、最近登場した接続端子で、次世代用ともいわれている接続方式です。
イメージとしては mSATAに似ていて、ケーブルを使用せずにマザーボードの端子に差し込み、ボルト等での固定のみで省スペース化を可能にしました。
最大の特徴としてはPCI Express並みの読み書き速度が期待できる事です。まだコスト的には高めではありますが、処理速度の違いは期待できます。
mSATA同様に、デスクトップパソコンに増設する場合、マザーボードにM.2の接続端子があるかの確認が必要です。
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