マウスコンピューター「mouse K5」の実機レビュー!ハイパワーCPU・グラボ・デュアルストレージ対応で高コスパ!
「マウスコンピューター mouse K5」の実機レビューです。なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。
最初に、レビューしてわかった「おすすめポイント・特徴」と「注意点など」をあげていきます。
ここだけご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけますよ。
- クリエイティブな用途に使えるパワーがありつつも、コスパが高い
- ハイパワーなインテル Core i7-10750Hを搭載
- デュアルストレージ対応
- カスタマイズ注文も可能
- インターフェイスが充実
- 出荷日が早いからすぐに届く!
- 24時間365日のサポート付き
■おすすめポイント・特徴
Core i7-10750Hの末尾の「H」は、高性能CPUにつけられる記号。
ゲーミングノートに搭載されていることが多いCPUです。
32GBメモリ搭載モデルは、最初からデュアルストレージです。
デュアルストレージでないモデルも、デュアルストレージにカスタマイズ注文できます。
OS、メモリ、ストレージのカスタマイズが可能。
▲背面にもインターフェイスがあります
最短3営業日で出荷なので、すぐに手元にパソコンが欲しい方にもオススメ!
※注文が多い時期などは、出荷に3営業日よりもかかる場合もあります。
- ディスプレイの色域は広くない
■注意点など
画像編集で細かく色調整するなどの用途には不向きです。
>> マウスコンピューター mouse K5を公式サイトで見てみる <<
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■mouse K5のスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)
OS | Windows 10 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ | 15.6型 フルHD、ノングレア(非光沢) |
CPU | インテル Core i7-10750H |
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB |
ストレージ | SSD:512GB~2TB ※1~2TB HDDを追加してデュアルストレージ仕様も可能 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce MX350(2GB) |
サイズ | 359.5×238×22.8mm(突起部含まず) |
重量 | 約1.95kg |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5 |
※2021年2月6日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。
「メモリ16GB、512GB SSD(型番:K5-i7CCMLAB)」
目次
―― 使いやすさのチェック ――
▶キーボード
▲タップorクリックで拡大
やや硬めで跳ね返りが強いタイピング感で、ノートパソコンのキーボードとしては、しっかりした打ちごたえです。
キーストローク(キーが沈み込む距離)は約1.8mm(公式サイト記載の数値)。
▼カーソルキー(矢印キー)は、小さめ。テンキーは3列テンキーです。
※最近のノートパソコンは、ディスプレイのフチが薄くなってきており、横幅もコンパクトになってきています。そのため、15.6型でも3列テンキーのノートパソコンが増えています。
ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。
(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)
キートップ(キーの表面)はほぼフラットです。
キーボードのタイピング音は、普通~やや小さめ。
ちなみに、キーボードのバックライトは非搭載です。
キーピッチなど
▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ
▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、タイピングしやすいと言われる約19ミリ。
▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。
タッチパッド
タッチパッドを押したときのカチカチ音は、普通くらいの大きさです。
なお、Fn+F1キーでタッチパッドの無効・有効を切り替えできるので便利です。
▶スピーカー
底面とも側面とも言えるような位置にスピーカーが搭載されています。
「もう少し音抜けが欲しい」と感じることもありましたが、普通に音楽を楽しめるくらいの音質はあります。
なお、イコライジングなどができる「Sound Blaster CINEMA 6」というソフトが入っているので、低音や高音をブーストするなど、簡単な音質調整ができます。
▶ディスプレイ
角度をつけて見ると少し暗く見えますが、極端に見づらくなったりはしませんでした。
▲横から見たところ
▲上から見たところ
▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。これくらいまで開きます。
色域
■カバー率
sRGB | 62% |
---|---|
DCI-P3 | 46% |
Adobe RGB | 46% |
※あくまで当方で測定した数値ですので、環境や測定機器によって違いが生じる可能性があります。
色域はあまり広くないので、画像編集で細かく色調整するなどの用途には不向きです。
ノングレア液晶なので、写り込みしにくい
マウスコンピューター mouse K5のディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。
作業中に光が反射してチラついたりしにくいので、目に優しく実用的です。
▶バッテリー駆動時間
■バッテリー駆動時間の実測
JEITA Ver.2.0測定法 | 約11.5時間 ※メーカー公表値 |
---|---|
ネット閲覧とテキスト打ちに使用 (負荷:軽) |
6時間59分 |
PCMark 8 WORK (負荷:中) |
3時間19分 ※バッテリー残量が20%を切るまでの時間 |
30分で充電できたバッテリー量 | 約25% |
※ディスプレイの明るさ:80%で測定。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。
▼なお、mouse K5はパフォーマンス設定ができるので「ネット閲覧とテキスト打ちに使用」では、「省電力モード」に設定。
▼「PCMark 8 WORK」では、「エンターテイメント」に設定して駆動時間を計測しました。
負荷の軽い使い方なら、意外と長く使えます。
パワーのあるノートパソコンなので、負荷が大きくなるとバッテリーの減りも早くなります。
▶静音性
負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。
使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から測定。
アイドル時 | ほぼ無音 ※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない |
---|---|
ベンチマークテスト時 | 最大52.5db前後 |
アイドル時はほぼ無音です。
図書館など静かな場所で大きなファン音がなった場合は、少し気になるかもしれません。
カフェなどでは、周りの音にかき消される程度なので問題ないでしょう。
■騒音(デシベル数)の目安
かなりうるさい | 70db | 騒々しい事務所の中 |
---|---|---|
うるさい | 60db | 走行中の自動車内、普通の会話 |
普通 | 50db | 静かな事務所 |
静か | 40db | 閑静な住宅街、図書館 |
とても静か | 30db | 深夜の郊外 |
ほとんど聞こえない | 20db | 雪のふる音 |
※表はあくまで目安です。
▶サイズ
A4用紙とのサイズ比較です。
A4サイズ | 297×210mm |
---|---|
mouse K5 | 359.5×238×厚さ22.8mm(突起部含まず) |
幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。
標準的な大きさのビジネスバッグにも入りましたが、余裕はあまりないです。
持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。
▶重さの実測:1,947グラム
本体 | 約1,947g |
---|---|
ACアダプター+電源ケーブル | 約434g |
15.6型のノートパソコンとしては標準的な重さです。
▶インターフェイス
■右側面
① SDカードリーダー(UHS-I対応)
② USB 3.1 Type-C
③ USB 3.0 Type-A
④ LAN端子
▼SDカードを挿すと、11ミリほどはみ出すので、挿しっぱなしにしておくのには向いていません。
■左側面
① セキュリティスロット
② 通気口
③ USB 3.0 Type-A
④ USB 2.0 Type-A
⑤ マイク端子
⑥ ヘッドホン出力/ヘッドセット端子
■背面
① 通気口
② Mini DisplayPort
③ HDMI
④ 電源端子
⑤ 通気口
背面にもインターフェイスがあり、インターフェイスは充実しています。
「Mini DisplayPort端子」と「HDMI端子」に外付けモニターを接続して、トリプルディスプレイ(外部ディスプレイ2台接続)にもできます。
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―― 処理性能のチェック ――
▶CPU性能
■レビュー機のCPU
- Core i7-10750H
- 6コア/12スレッド
- 2.60GHz/ TB時最大5.00GHz
CPUMark
PassMarkでの同CPUの平均スコア 12608※よりも若干低いスコアです。
※2021年2月6日現在の平均値
少し低いスコアなのは、Core i7-10750Hは、排熱処理のしっかりしたゲーミングノートに搭載されていることも多いので、そういった点が関係していそうです。
CINEBENCH R20
マルチコア | 2904 |
---|---|
シングルコア | 503 |
CINEBENCH R23
マルチコア | 7352 |
---|---|
シングルコア | 1299 |
クリエイティブな用途にも向いた高いCPU性能です。
▶SSDのデータ転送速度
高速なNVMe対応PCIe3.0×4のSSDなので、データ転送速度はかなり速いです。
ストレージ情報
▲SSDはSK hynix(SKハイニックス)製
※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。
▶グラフィックス性能
マウスコンピューター mouse K5のグラフィックスは「Nvidia GeForce MX350」+「インテル UHD グラフィックス」です。
3DMarkのスコア
Fire Strike | 4104 |
---|---|
Time Spy | 1520 |
ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 10180 すごく快適 |
---|---|
最高品質(1920×1080) | 9597 とても快適 |
FF14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
標準品質(1920×1080) | 9850 非常に快適 |
---|---|
高品質(1920×1080) | 6970 とても快適 |
最高品質(1920×1080) | 4952 快適 |
※グラフィックス設定は、最高品質以外は「ノートPC」向けの設定にて計測。
ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 | 平均フレームレート・結果 |
---|---|
1920×1080 | 59.96FPS 快適 |
FF15(ファイナルファンタジーXV)
1920×1080 標準品質 | 2434 重い |
---|
というわけで、FF15など重い部類の3Dゲームをプレイするのは厳しそうな結果。
FF14(ファイナルファンタジーXIV)などの負荷が軽めの3Dゲームなら、普通にプレイできるグラフィックス性能があります。
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―― 外観・その他のチェック ――
▶外観
外観カラーは、基本的にはブラックですが、
天板やキーボード周りのマグネシウム合金と思われる部分は、光のあたり具合によっては少し茶色っぽく見える、深みのあるよい色です。
天板のチーズロゴはペイントです。
▼100万画素のWEBカメラも搭載。
▶付属品など
付属品一式です。
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- サポートマニュアル
- ファーストステップガイド
- 保証書
などが付属。
▶マウスコンピューター「mouse K5」のレビューまとめ
「マウスコンピューター mouse K5」のレビューのまとめです。
上を見ればmouse K5シリーズよりもハイスペックなノートパソコンはありますが、スペックが上がれば価格も30万、40万、50万円以上など、かなり高額なことも普通にあります。
その点、mouse K5シリーズは、
- Core i7-10750H
- NVIDIA GeForce MX350
- メモリ16GB以上
- デュアルストレージ対応
といった仕様で10万円台前半の価格帯。この性能でこの価格は、コスパが高いです。
実際、マウスコンピューターのノートパソコンでもmouse K5は、とくに人気が高いそうです。
「処理性能が高めだけれど、価格は高すぎないノートパソコン」をお探しの方にオススメですよ!
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