「VAIO FL15」実機レビュー!デザインもよいライトな用途にピッタリの15.6型ノートPC!

VAIO FL15のメイン画像

VAIO FL15のスペック

「VAIO FL15」の実機レビューです。

VAIO FL15は、大きめの15.6型ディスプレイ搭載で、重さは実測約1.75kg。

15.6型ノートとしてはやや軽量で、持ち運びしやすいです。

デザインもよく、本体カラーも

  • ブラック
  • ホワイト
  • シルバー

の3色から選べます。

なお、この記事は、

  • 目次
  • おすすめポイント・特徴
  • 注意点
  • 各項目の詳細レビュー

という構成になっています。

冒頭の「おすすめポイント・特徴」「注意点など」をご覧いただくだけでも、ポイントや注意点をチェックしていただけます。

>> VAIO FL15を公式サイトで見てみる <<icon

▶ VAIO FL15を公式サイトで見てみる

なお、レビュー機はメーカーからの貸出品です。
※貸出品であっても、レビューはデメリットも含めて誠実に行います。

▶おすすめポイント・特徴

おすすめポイント・特徴

ポイント

VAIO FL15の価格は、79,200円(税込)~で、VAIOのノートパソコンとしては手頃な価格です。
※2022年1月24日現在の価格。

販売ページでは「3年あんしんサポート」が選択された状態になっていますが、「1年サポート」に変更すると、上記価格になります。

ただし価格が安い分、カスタマイズ注文ができない、国内製造ではない、などの点が上位モデルのVAIO SXシリーズとは異なります。

製品の検査は、国内工場で行われています。


ポイント

重さを測っているところ

本体 約1,759g
ACアダプター+電源ケーブル 約241g

メーカーの仕様には質量:約1.85kgとありましたが、実測はそれよりも軽い約1,759gでした。

15.6型のノートパソコンとしてはやや軽量です。

大きめの15.6型ノートではありますが、十分に持ち運びできる重さでしょう。


ポイント

スタイリッシュな外観で、デザインもよいです。

VAIO FL15の外観 見映え

カラーバリエーションも、

  • ホワイト
  • ブラック
  • シルバー

となっており、好みのカラーを選べます。


▶デメリット・注意点など

デメリット・注意点など

注意点 キーボードバックライトは非搭載

キーボードを斜め上からアップ

キーボードのバックライトは非搭載です。


注意点 ディスプレイの色域は広くない

色域

■カバー率

sRGB 63%
DCI-P3 47%
Adobe RGB 47%

※あくまで当サイトで計測した結果です。環境や計測機器によって違いが生じる可能性があります。

色域はあまり広くないので、画像編集で細かい色調整をするなどの用途には向いていません。


注意点 カスタマイズ注文はできない

VAIO製のノートパソコンではありますが、SSDやメモリ容量の変更などのカスタマイズはできません。
※2022年1月28日現在。

なお、Windows 10 ProへのOS変更は可能です。


>> VAIO FL15を公式サイトで見てみる <<

▶ VAIO FL15を公式サイトで見てみる


■VAIO FL15のスペック(カスタマイズで選択できる項目も含みます)

OS Windows 10 Home / Pro
ディスプレイ 15.6型 フルHD(解像度1920×1080)、アンチグレア(非光沢)
CPU AMD Ryzen 3 4300U
メモリ 8GB
ストレージ SSD:256GB(NVMe)
グラフィックス AMD Radeon
サイズ 約358.7×239.2×20.5mm(突起部含まず)
重量 約1.85kg
その他 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1

※2021年12月28日時点のスペックです。今後変更になる可能性があります。

■今回のレビュー機

「VJFL51シリーズ、型番:VJE152G11N」

―― 使いやすさのチェック ――

▶キーボード

VAIO FL15のキーボード

▲タップ・クリックで拡大

キーストローク(キーが沈み込む距離)は約1ミリで浅めです。

柔らかめのタイピング感で、かつ各キーも大きめで、比較的タイピングしやすいです。

▼テンキーと基本キーの間がせまいです。Enterキーと間違ってテンキーをミスタイプしてしまうことがあったので、もう少し間が空いているとよかったですね。

キーボード右側の画像

カーソルキーなどがある一番下の列は、他の列と比べて縦が少し大きな作りになっています。

▼キートップ(キーの表面)はほぼフラット。少し凹みがあればよかったです。

キートップのアップ画像

▼ディスプレイを開くとキーボードに傾斜がつくチルトアップ式の構造。

VAIO FL15のチルトアップヒンジ構造

傾斜がついてタイピングしやすくなります。

キーボードをタイプしているところを横から見たところ

ファンクションキー(Fキー)は、全角カタカナ変換などWindowsのデフォルト機能が優先されています。

Fキー

(音量の上げ下げなどFキーに割り当てられた独自機能(特殊機能)を使うには、Fnキーと同時押しで使います。)

なお、キーボードのバックライトは非搭載です。

キーピッチなど

デスクトップPC用キーボードとの比較

▲デスクトップPC用キーボードと比較したところ

▼キーピッチ(キーとキーの間隔)は、タイピングしやすいと言われる19ミリに近い約19.05ミリを確保。

キーピッチ

▼15.6型のノートPCなのでパームレストは十分な広さ。

パームレストに手をのせたところ

タッチパッド

タッチパッドは、下側に左右ボタンが付いているタイプです。

タッチパッド

個人的には、タッチパッドがボタンを兼ねているものより、こちらの方が使いやすくて好みです。

ボタンを押したときのカチカチ音は、普通~やや大きめです。

なお、Fn+F4キーでタッチパッドの有効・無効を切り替えできます。

キーボードのタイピング時に、タッチパッドに手がふれてカーソルが動くのを防止したいときに便利です。

▶スピーカー

VAIO FL15は、底面の手前側にスピーカーを搭載。

VAIO FL15のスピーカー

音楽を流して聴いてみましたが、ややこもって聴こえました。作業中に音楽を楽しめるくらいの音質はあるかな?といったところです。

点数にすると、100点満点中:50点くらいです。
※ノートパソコンのスピーカーとしての点数。あくまで個人の感想です。

▶ディスプレイ

角度をつけて見ると少し暗く見えますが、白飛びして極端に見づらくなったりはしません。

ディスプレイ 正面

視野角チェック 横から見たところ

▲横から見たところ

視野角チェック 上から見たところ

▲上から見たところ

視野角は広いとは言えませんが、覗き見を気にされる方には、逆によいかもしれません。

▼ディスプレイを開けるところまで開いてみました。約132度開きます。

ディスプレイを開けるところまで開いたところを横から見たところ

ノングレア液晶なので、写り込みしにくい

VAIO FL15のディスプレイは、ノングレア(非光沢)液晶なので、写り込みしづらいです。

ディスプレイの光の写り込み具合

作業中に照明や周囲のものが画面に写り込みにくいので、実用的です。

▶バッテリー駆動時間

■バッテリー駆動時間の実測

JEITA Ver.2.0測定法 約7.5時間
※メーカー公表値
PCMark 8 WORK(負荷:中) 4時間43分
30分で充電できたバッテリー量
※付属のACアダプターを使用
約28%

※バッテリー駆動時間は、バッテリーの設定:より良いバッテリー、ディスプレイの明るさ:80で計測しました。ディスプレイをさらに暗くすれば、バッテリー駆動時間は伸びます。

ロングバッテリーとは言えないですが、15.6型ディスプレイ搭載でPCMark 8 WORKの駆動時間で4時間30分以上は、相対的には悪くありません。

※ディスプレイサイズが大きくなるほど、バッテリーを消費しやすくなります。

ちなみに、PD充電器から充電してみた結果、45W出力程度のモバイルバッテリーからの充電も可能と思いますので、モバイルバッテリーで電力を補うのもいいかもしれません。
(詳しくは、PD充電器からの充電の項目をご覧ください)

計測条件などを見るにはここをタップ(クリック)

■「フルHD画質の動画を再生」のバッテリー駆動時間 計測条件

  • バッテリー節約機能:バッテリー残り20%以下でオン
  • 動画再生:フルHD画質の動画を全画面表示で再生。音量は25。
  • 以上の状態で、バッテリー残量100%から計測。

■「PCMark 8 WORK」について

ソフトウェア「PCMark 8」で計測したバッテリー駆動時間を掲載しています。
PCMark 8 WORKのバッテリーライフテストでは「ドキュメント作成、スプレッドシート作成、ウェブサイト閲覧、ビデオチャット」などを実際におこなってバッテリー駆動時間を計測します。

▶静音性

負荷がかかったときに、どれくらいうるさくなるのか試してみました。

使用時の耳の位置などを考慮し、ヒンジ部より高さ30cm×奥行き30cmの距離から計測。

アイドル時 ほぼ無音
※耳を近づけても動作音がほぼ聞こえない
ベンチマークテスト時 最大44db前後

※今回は、ベンチマークテスト:CINEBENCH R23実行時のdb数を計測しました。あくまで当サイトで計測した場合の音の大きさですので、上記よりも大きな音がしないことを確約するものではありません。

負荷の高い作業をしていなければ静かです。

継続的に大きな負荷がかかり、ファンの回転数が上がってくると、排熱音は聞こえますが、
「少し音がしているな」くらいの印象で、うるさくて不快というほどではありません。

外出先で使う場合は、すぐ隣に人がいなければ問題ない程度です。

■騒音(デシベル数)の目安

かなりうるさい 70db 騒々しい事務所の中
うるさい 60db 走行中の自動車内、普通の会話
普通 50db 静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
とても静か 30db 深夜の郊外
ほとんど聞こえない 20db 雪のふる音

※表はあくまで目安です。

▶サイズ

A4用紙とVAIO FL15の大きさの比較

▲A4用紙とのサイズ比較

折りたたんだ様子を斜め上から

VAIO FL15の厚さ
▲厚さ約20.5ミリ(突起部除く)

A4サイズ 297×210mm
VAIO FL15 約358.7×239.2×厚さ20.5mm(突起部除く)

幅×奥行きは、A4サイズよりもわりと大きいです。

A4サイズ対応の標準的な大きさのビジネスバッグにも入りましたが、余裕はあまりないです。

持ち運びには、15.6型ノートに対応したリュックやバッグを使った方が安全でしょう。

ビジネスバッグに入れているところ

※実際の持ち運びには、インナーケースやノートパソコン収納部を備えたバッグやリュックのご利用をおすすめします。

▶インターフェイス

■右側面

右側面

HDMI出力端子(本体液晶を含め4画面まで同時出力可)

USB 3.0 (Type-C)(USB Power Delivery、DisplayPort 1.4に対応)

USB 3.0 (Type-A)

電源入力端子

定格 45W未満のPD充電器は利用不可。

■左側面

左側面

セキュリティーロックスロット

USB 3.0 (Type-A)

ヘッドセット対応ヘッドフォン端子

microSDカードリーダー(SDHC、SDXC含む。UHS-Ⅰ対応)

▼microSDカードを挿しても、1ミリほどしかはみ出さないので、挿しっぱなしにしておいても邪魔になりにくいです。

SDカードを挿しているところ

インターフェイスは、あまり多くはないです。

USB Type-C端子がUSB Power Deliveryに対応しているので、最低限はそろっている、といったところでしょう。

PD充電器からの充電

USB PD(Power Delivery)対応の充電器をUSB Type-C端子に接続し、VAIO FL15側へ充電してみました。

※USB PD=USBケーブルを介して受給電を可能にする規格のこと。

PD充電器の最大出力
充電の可否
20W(フィリップス製) ×
30W(RAVPower製) ×
45W(Anker製)
60W(Anker製)

テストした範囲では、45W出力以上のPD充電器から充電できました。

メーカーサイトの仕様にも、

定格45W未満のPD充電器はご利用いただけません

と記載があるので、VAIO FL15用にPD充電器を買うなら、45W出力以上のPD充電器を選ぶのがよいでしょう。

「VAIO FL15」を公式サイトで見てみる
 

―― 処理性能のチェック ――

■レビュー機のスペック

CPU AMD Ryzen 3 4300U
メモリ 8GB
ストレージ SSD:256GB(NVMe)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス
AMD Ryzen 3 4300U搭載モデルの処理性能について

ワードやエクセルでの作業などには十分な性能です。

ビデオ会議については、Zoomのバーチャル背景は、スペック不足で利用できませんでした(背景がグリーンバックの場合は利用可能)。

ライトな画像編集も可能ではありますが、色域が広くない点には注意が必要です。

動画編集や3Dゲームをするのには向いていません。

▶CPU性能

■レビュー機のCPU

  • AMD Ryzen 3 4300U
  • 4コア / 4スレッド
  • 2.7-3.7GHz
CINEBENCH R23

CINEBENCH R23は、CPU性能を計測できるベンチマークソフトです。

 VAIO FL15のCINEBENCH R23スコア

マルチコア 3957
シングルコア 1106

■他のモバイルノート向けCPUとのCINEBENCH R23スコア比較

Ryzen 5 5500U 7477
Ryzen 5 4500U 6210
Core i7-1165G7 5027
Core i5-1135G7 4648
Core i7-1160G7 4636
Core i7-10710U 4532
Core i5-10210U 4051
AMD Ryzen 3 4300U
(レビュー機)
3957
Core i5-1035G1 3474
Core i3-1115G4 3216
  • レビュー機以外は平均値を掲載(当サイトで計測。2022年1月24日現在)。
  • 数字が大きいほど高パフォーマンス。
CPU Mark

ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」のうち、CPU性能のスコアをあらわすのが「CPU Mark」です。

基本的にはスコアが高いほど、CPUの処理性能が高いです。

VAIO FL15のPassMark CPU Markスコア:8176

スコア 8176

PassMarkでの同CPUの平均スコア7601よりも高いスコアでした。
※2022年1月24日現在の平均値

CPUパフォーマンスは、しっかり出ていると言っていいでしょう。

Geekbench 5

「Geekbench 5」は、スマートフォンやPCの性能を測定できるベンチマークソフトです。

macOS、Windows、Linux、Android、iOS用がリリースされています。

VAIO FL15のGeekbench 5スコア

Single-Coreスコア 1028
Multi-Coreスコア 3491

▶SSDのデータ転送速度

SSDのデータ転送速度

PCIe3.0接続のSSDとしては特段速くはありませんが、SATA接続のSSDやHDDと比べると圧倒的に速く、悪くないスピードです。

用途を考慮しても、十分快適に使えるスピードでしょう。

SSD情報

SSD情報

Western Digital(ウエスタンデジタル)製のSSDでした。

※同じ型番のノートパソコンでも、上記とは異なるメーカーのSSDが搭載されている可能性もあります。

▶グラフィックス性能

VAIO FL15のグラフィックスは「AMD Radeon グラフィックス」です。

3DMarkのスコア
Fire Strike 2257
Time Spy 861
ドラゴンクエストX ベンチマーク
標準品質(1920×1080) 8481 とても快適
ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ ベンチマーク
標準品質(1920×1080) 3859 設定変更を推奨

※グラフィックス設定は、「ノートPC」向けの設定にて計測。

ストリートファイターV ベンチマーク
解像度 平均フレームレート・結果
1920×1080 27.24 FPS スペック不足
1280×720 52.73 FPS スペック不足

というわけで、ドラゴンクエストXなど、軽めの3Dゲームなら遊べるかな?程度のグラフィックス性能で、3Dゲームを遊ぶのには向いていません。

―― 外観・その他のチェック ――

▶外観

「VAIO FL15」のボディカラーは、

  • ホワイト
  • ブラック
  • シルバー

の3色展開です。

今回のレビュー機は「ホワイト」です。

VAIO FL15の外観。斜め上からのカッコいいアングル

比較的シンプルで、さわやかなルックスです。

VAIO FL15の外観 天板側から斜め上

天板のVAIOロゴは、比較的目立ってインパクトがあります。

天板ロゴのアップ

本体底面

指紋や汚れが目立たないのも、ホワイトボディのメリットです。

パームレストのアップ

▼CMOS センサー付きHD画質のWebカメラ(約92万画素)も搭載。

Webカメラ

▶付属品など

付属品一式です。

VAIO FL15の付属品

  • ACアダプター
  • 電源ケーブル
  • スタートガイド
  • 使用上のご注意
  • リカバリーとトラブル解決
  • 主な仕様
  • 保証書

などが付属。

※付属品は変更になる可能性があります。

▶「VAIO FL15」のレビューまとめ

「VAIO FL15」のレビューのまとめです。

VAIO FL15の外観 見映え

キーボードバックライト非搭載なところや、色域が広くないなど、価格なりの部分もありますが、

比較的ライトな用途には十分な性能ですし、税込み8万円切りの価格を考えると、価格とスペックのバランスはよいです。

比較的ライトな用途向けに、画面の大きなノートパソコンをお探しの方にオススメです。

>> VAIO FL15を公式サイトで見てみる <<

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